「目が覚めても同じような場面が繰り返されていた」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス　ONIさんの映画レビュー（感想・評価）

まさかの爆睡。その昔、目が覚めても同じシーンだったアンゲロプロス監督体験もあったが、こちらは目が覚めても似たようなシーンが繰り返されていた！　そして見直そうという気にもならないのでそういう映画ということでいいや。

B級映画の題材に技術革新と大作予算で度肝を抜く世界観を作り上げた70年代〜80年代のハリウッドから、冗談のようなアート映画に予算をかけた世界観はハッタリとして批評性も見方につけているかのようだけど、個人的には流行のパッチワーク止まり。A24からこんな映画がでたよ〜という一報を聞いたときのワクワク感ほどのものは感じなかった。ふざけたようなポップアイテムは新しいかもしれないし、楽しいのだけど、アクションも音楽も、、やっぱり退屈だったな。
まあある程度寝てたのでなんとも言えないが。