「壮大な親子喧嘩」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
壮大な親子喧嘩
実は直前までノーチェックの作品だったが、アカデミー賞ノミネートうんぬんで紹介されてる記事を読んで、にわかに興味を持った。しかも、「スイス・アーミー・マン」の監督だというので、さらに。あのちょっとヘンテコな世界観、けっこう気に入ってるのだ。今作も、やっぱヘンテコ。で、よりヘンテコのスケールが大きくなった。俳優の数も、セットの規模も、前作とは段違い。
根本的には中二のこじらせ。下ネタやゲロとか、こども(特に男子)は大好きだもんね。だけど画はきれい。白い窓の白いカーテンとか、峡谷を見渡す崖の上の石とか、黒いリングが十字架のように鎮座してるのとか。ジョブのファッションもおもしろい。ちょっと渡辺直美を連想しちゃった。
中年女性が主人公、娘はぽっちゃり、と、美男美女がいない映画。でも、普通の人間にだって、ドラマはある。私もジャンプしてみたい。指の間を切るのは嫌だけど。下品でくだらないジョークを許せるなら、この映画を楽しめると思う。
キー・ホイ・クァンの目が、子供の頃と同じく、黒曜石のようにつややかだった。
ぷにゃぷにゃさん
コメントありがとうございます。
恥ずかしい話し、この映画の良さや楽しみ方が、
分かりませんでした。
U-NEXTの配信、それもiPadで観たせいもあるかも知れません。
TVでも設定すれば観れるのですが、私のネット技では無理みたいです。
「スイスアーミーマン」は観ました。
面白かったです。
死体のラドクリフ君最高でしたね。
ぷにゃぷにゃさん、コメントありがとうございます♪
確かに、「アカデミー賞最多ノミネート」という文言に惹かれて観に行ったお客さんは「なんじゃこれは!?」ってなっちゃうかも知れませんね😅
宣伝の仕方に問題がある、というのは確かに思いました。良い映画だと思うんですけどね〜…。
コメントありがとうございます。
人それぞれ好みがあるとは言え、圧倒的に否定派レビューが多いですよね。
これくらいのお下品ネタなら苦にはなりませんでした。ハリウッド・コメディには時々もっと過激なのありますから。