「自分の存在は間違っている。と思う全ての人たちへ」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス あもさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の存在は間違っている。と思う全ての人たちへ
この映画を一言でいえば、世界と宇宙とマルチバースを巻き込んだ壮大な家族愛の物語です。
正直、刺さらない人は刺さらないと思います。
ですが、ギャグや映像は大人なら多くの人が楽しめると思うので、刺さらなかったとしても大丈夫です!きっと!
特に、見てほしい人物像でも書きますね。
○あの時の選択が間違っていたと後悔して、先に進めない人。
○自分が産まれなければ両親はもっと幸せだったのではないかと思う人
○自分の人生は、重要な選択をマルバツ問題に例えると、全て不正解を選んできたと思っている人
です。
私の人生はこれにまみれていたので、刺さりに刺さり、マスクをあっけなく沈没させてしまいました。
主人公の全てを捨ておいてでも
見えてしまった、他の幸せを諦めても
あの時の間違った選択を認め、辛い道へ進むことになったとしても
娘がいる、この娘がいるたった一つのこの世界線を選んでここで幸せになることを選ぶのです。
多くの人にはささらないかもしれない、みんなにウケがいい訳では無いかもしれない、でも
後悔と失敗にまみれズルズルと足を引きずるような人生を送ってる方はぜひ見てください。
救われるとは言いませんが、何か、ハッとして動きだす動力源になる、そんな映画です。
追記
アカデミー賞7部門受賞おめでとうございます!!!総ナメってこう言うことですね。
ミシェル・ヨーさんがアジア人初の主演女優賞受賞ということもあり、本当に歴史に残る映画になりましたね、
私はこの映画を好きになれて、映画館で見ることが出来て心から幸せです。
大好きだ〜!
コロ助さんありがとうございます。
今まで家族愛で感動はするものの、自分に重ねてこんなにグッとくるものは無かったので、私はこの映画がとてもすきになってしまいました笑
あまり上手く言えないながらも必死に書いた感想だったので、とても嬉しいです…!