「テレビ版を補完する映画。」劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)
テレビ版を補完する映画。
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早速公開初日にスタッフトーク付きを観に行って参りました。
このために就業時15分前に幽霊のようにすーぅっと退勤です。
先週、タイミング良くⅣを劇場で観れて、その後おさらいにもう一周してからの今作。
前回の後半が色々と改変されていて、今回もどうなるのだろうとワクワクして着席。
テレビ版は後半は勢いがあったものの、いまいち敵味方が分かりづらく、それでいて途中でぶった切って終わるため、キャラクター達のカタルシスが無かったように思えたものの、富野由悠季監督は丸くなったのか、最後に優しい終わり方をしてくれました。
ちなみにあれはゴビ砂漠だそうです。
皆殺しの富野とはよく言われたもので、今作は10分に1人死ぬ感じで、今までの登場人物が散っていきます。
テレビ版で貰い事故で谷底に落ちて死んだ黒幕のひどい死に様はそのままで、それぞれの正義を貫いただけの人物達は生き残るのが富野節。
もちろんそこには尊い犠牲があるわけで、それを乗り越えてのレコンギスタ。
前作クライマックスの様な激戦は無いものの、テレビ版をブラッシュアップさせた効果のお陰で全体的に1ステージ上がった形で2度3度観る度に、富野由悠季監督の狙いが見えてきて面白いと思います。
最後はドリカム。
こうくるかぁという終わり方で、富野由悠季劇場は一旦の幕を下ろしますが、余韻はひとしお。
さらに、今回は劇場鑑賞者への御褒美として劇場限定のBlu-rayも販売。
自治はこれが一番熱いと言っても過言では無いかも。
これからそれでおかわりしてきます。
p.s. Gレコ公開なのに、Gレコのガンプラ再販しないなんて、責任者怒らないからちょっと来なさい。
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