愛ちゃん物語のレビュー・感想・評価
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演者より監督の方が華がある
大野キャンディス真奈監督作品脚本作品初鑑賞
母は幼い頃に亡くなり?父と2人暮らしの愛ちゃん
父は仕事で帰りが遅い
門限6時
学校から帰宅後自宅の時計を撮影しメールで父親に報告するのが日課
そんなある日下校途中に女装の若い男とぶつかるハプニング
それがきっかけで仲良くなり2人でショッピングに行ったり女装男の家にお邪魔して夕飯をご馳走になる間柄に
女装の男の影響か愛ちゃんもオシャレになる
さらに愛ちゃんに恋する転校生も加わり3人に
聖子さんが愛ちゃんのお母さんなわけないでしょ
愛ちゃんアホや
しかし当たらずといえども遠からず
余命いくばくとない愛ちゃんの母は10代の頃から親しかった聖子ちゃんに母親代わりになってくれと託されたのだ
それから愛ちゃんを見守り続けた聖子ちゃんというのが物語の真相
テンポがあまり良くない
ふんわりとしてる
役者の芝居はイマイチだ
こんな感じは2020年公開の花巻市ご当地映画『ネクタイを締めた百姓一揆』以来
でもあっちみたいに2時間越えの冗長さは全くなく映像はカラフルで見栄えがとても良い
大野監督はピンクや赤系統の色が好きなようだ
シャア・アズナブルなみに
女装の男と野暮ったい女子のの交流といえば『海月姫』を思い出す
ヤンキーこそ出ないが雰囲気的に『下妻物語』も彷彿させる
アホなネット民みたいに反射的に「パクリ」認定はしない
大野監督はそれらにインスパイアされたんだろう多少は
愛ちゃんが通う高校は自由な校風で私服登校
関東でいえばまず所沢高校を思い出す
制服じゃないのは予算の都合だろう
オシャレな女性を褒めるとき「オシャレ」以外の単語が思いつかない場合は「ポップ」とか「キッチュ」とか「キュート」とか適当に英単語を並べるようにしてる
代表曲『trouble』を大ヒットさせたアメリカ人女性2人組shampooを評する時からそうしてる
そして今回もこの映画を評価するにあたりスムーズに「ポップ」「キッチュ」「キュート」という言葉が次々と出てきた
効果音やBGMは逆にレトロだった
声が早送りになる演出も
聖子のうちで愛と聖子がテレビを見てる場面だが普通の映画は既存の他作品を借用するものだ
監督が好きな名画とか
しかし予算の関係かそこも手作りだ
大きなプレゼントの箱から飛び出す包丁を持った怖い女もETの名場面の再現もトヨタのCMのドラえもんみたいな寸劇も
ドラえもんの寸劇に至ってはのび太もドラえもんものび太のママも監督の一人三役じゃないか
好きなんだなやっぱりこういうの大野監督
野暮天のおじさんが上から目線で評価するのも心苦しいけど美大生が作った映画のわりにまあまあの出来じゃないのかな
これからの彼女の成長に期待
テンポがあまり良くない
ふんわりとしてる
役者の芝居はイマイチだ
願わくばお父さん役はそこそこ名の知れた名脇役を招くべきだった
それだけで作品がグッとしまったはず
配役
幼少の頃から父から束縛され孤独な16歳の清水愛に坂ノ上茜
愛ちゃんと友達になった女装家の聖子に黒住尚生
いつもハンチング帽を被っている転校生の永井結に松村亮
愛が生まれてすぐに亡くなった愛の母の清水優子に森衣里
愛の父で仕事人間の清水鉄男に保土田寛
坂ノ上茜が可愛く、キャンディス監督が面白かった
大野キャンディス真奈監督の初長編作品で舞台挨拶の回を観賞。
16歳の少女・愛ちゃんは、母が亡くなってから仕事人間の父に門限6時、あれダメこれダメと過度に束縛され、自由を知らずに成長した。父と食事を一緒に摂る事もなく、やりとりはメールだけで、友達も作れず、オシャレもした事のない愛ちゃんは、ある日道で女装家の聖子さんとぶつかり、知り合いになった。生活がまったく異なる2人だったが、毎日のように夕飯を一緒に食べ、一緒に買い物に行ったりして過ごすうちに家族のような友達のような、不思議な関係になっていった。実は、聖子さんはお母さんの友達で、愛ちゃんのことを見守ってほしいと頼まれ、以前家政婦をした事もあり、ずっと気にかけてくれていた人だとわかった。しかし、以前父から女装家に関して酷い扱いをされ追い出された過去が有ったのだった。転校生が愛ちゃんを好きになり、どうなる、という話。
ファンタジーのような、LGBTを絡めた不思議なストーリーだった。厳格な父が変わっていく様子、友達との関係が良くなっていく所など面白かった。
愛ちゃん役の坂ノ上茜がとにかく可愛かった。彼女は新体操の経験者らしく、前転も本人がしてて綺麗だった。
キャンディス監督は若い女性監督だが、脚本や演出キャスティング、さらにちょい役多数出演、などなかなかの才能を感じた。登壇しての会話も面白く、今後も注目したい。
パンフレットにサインももらえ、少し話も出来て良かった。
面白い監督を目の前で見ると顔ちっちゃくて可愛かった。
初体験ワールド
町中華の伝道師が主演で
舞台挨拶があると知り映画館へ
この作品は自主制作映画なんですね。
見終わって舞台挨拶になり
初めて知りました…。
作品は過去何100本と映画を観たけど、
初体験ワールド
いやぁ、凄いです…。
(^◇^;)
全て見終わって内容把握出来たけど、
幼い頃に母親を病気で亡くし
父親と二人暮らしで高校生まで育ち
門限など厳しく友達も居なかったが、
偶々、知り合った女装家が
実は母親の学生時代の親友で
娘の事を見守る様に頼まれていて
幼少期に家政婦として自宅で会っていたけど、
記憶からは消えていて
再開をキッカケに仲良くなり
女性的なお洒落などを学んで行き
学校でも友達が出来て世界が変わるも
父親と初めて喧嘩したり
仲良くなった女装家とも…。
最終的には仲直りして
父親と女装家と仲良く
伝えたい事は
1度の人生やりたい事にはチャレンジ
見た目で人は判断せず偏見はやめよう
と言う事かな?
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