「原作と違うのは当たり前だけど、原作に縛られるのも」鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 ぷりんさんの映画レビュー(感想・評価)
原作と違うのは当たり前だけど、原作に縛られるのも
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もともと、あの長編を映画の枠に納めるなら、すべてのエピソードは、盛り込めないわけだから
仕方がないのだけど、思いきった改変は、叩かれるし、原作に縛られるのもわかる
だけど、やはりどっち付かず感は否めなかった。
原作を、知らなくても楽しめると書いているレビューアーは、原作を知っている人だし
よく分からないと書いているレビューアーは、恐らく原作読んだことない人だと思う
かと言って、他にどういう描き方が良かったのかと言えば、思いつかない程の難題で、監督、スタッフには
同情するけど、やはり単独で理解でない映画になってしまっているのは、残念だった。
前編のレビューで、スカー要らないのでは?と書いたけど、後編見る限り、絶対必要な訳で、
正直、映画見るまでこんな重要キャラと記憶してなかった。
あくまで、私にとって、錬金術の謎が、この話の根幹で、等価交換のルールの中で、いかに問題を解決するかが、ポイントだったのだが、
当然そんなポイントは、読者の数だけ存在するわけで、全員の満足はえられないのだけど
残念ながら、漫画を読んだ時の感動を、人に伝えるにあたって、この映画をお薦めする事は出来ないなぁ
ただ、あくまで、個人的には、ラストのエルとウィンリィのシーンは、原作以上にグッと来た
そして、多くのキャラのその後が割愛されてしまったので、しんどいストーリーを終えるにあたって、仲間由紀恵の美しさには、ホッとするものがあった。
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