「WOWOW版と一味違う形に出来ていていい」シャイロックの子供たち sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
WOWOW版と一味違う形に出来ていていい
池井戸潤の小説が原作が本作品で以前にWOWOWで放映されていたものの映画版・・・
去年「あきらとアキラ」が映画化としてよく出来ていたので、本作品も見に行ってきました。
WOWOWのドラマがよく出来ているので、映画の方はどうかと思いましたし、WOWOWの方が井之原快彦で、映画の方は阿部サダヲで、何ともキャラクターの違う主人公と思っていましたが、映画の方も大変に良かった。
「空飛ぶタイヤ」では、WOWOWドラマの方が良く出来ていて映画の方がダイジェスト版と言うイメージがぬぐいきれませんでしたし、WOWOWドラマで重要な部分が時間の関係上抜けていたりして正直がっかりした印象でした。
「あきらとアキラ」本作品「シャイロックの子供たち」も大変によく出来てしました。
特に本作品は、WOWOWドラマと少々味付けと言うかスパイス感が違うところがあり、改めて「シャイロックの子供たち」映画版として楽しめる作りなっていました。
池井戸潤さんの作品は本当にしっかり取材と言うか調べて作られていて、契約のシーンや銀行の内部のシーンなどとてもリアル感があり中小企業に携わる私にも大変に楽しめる。
WOWOWも松竹も是非今後も池井戸潤の作品をドラマ化して欲しいな・・・・
邦画として今年お勧めの1本!
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