「孤独…」氷がすべてを隔てても ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
孤独…
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だったら800日を過酷な状況ではとても生き永らえない。アイナー隊長にとって、整備士であるアイバーがいたからこそ、奇跡の生還を果たせた。それは逆も然り。本作はグリーンランドがアメリカの領土ではなく、デンマーク領であることを地勢的に確かめた探検家たちの実話。確かめられたのだが、キャンプ地で待ってるはずの仲間からも見放され、そこから二人だけの長い、約束されていない救助を待つ生活が映画の中心。メモを残せよと、アイバーの気が狂わなかったのが、探検家より探検家らしい、冷静さ、忍耐力、この人の偉大さを感じる。なぜ救出資金を渋っていた政府が結局資金を出したのか、分からなかった。ラニスター家の父子が共演しているのも面白い。
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