「反日左翼が好きな人達」教育と愛国 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
反日左翼が好きな人達
教科書に載せるのはパン屋ではなく、和菓子屋。
これぞ、日本の愛国心です。
でも、和菓子を作ろうにも、そもそも原料を輸入しなければ作れないのではないでしょうか?それに、最近老舗和菓子屋の倒産が相次いでます。愛国者さんがこだわる和菓子屋とかの以前に、食糧自給率37%というのをもっともっと上げないといけませんよね。あとは、国民に和菓子が買えるだけの経済力をつけさせないといけません。
経済も給料もずっと右肩下がり、税金や社会保険料だけはずっと右肩上がり。格差は更に広がり、円は安くなりました。これは明らかに自民党政治の無策のせいです。悪夢の様な自民党政権。日本の経済力がこれだけ落ち続けているのに、私達の税金である国家予算が、権力に都合の良い企業に流れていて、権力に忖度しない教科書の出版社は倒産してしまう時代。
学問が権力と結びつけば、それは学問ではなくなります。全体主義が蔓延り、国民は疑心暗鬼となり、国は停滞し滅びます。学問と言えば、劇中に登場した東大名誉教授の伊藤先生が、「まともではない人間」を「反日左翼」と言ってました。このネトウヨ言葉を恥ずかしげもなく使う方が、ヤフコメ民ではなく、東京大学名誉教授という事に日本の文化的な凋落も大きく感じてしまいました。教育とは?教養とは?
そして、安倍さんのキャッチコピーである「日本を取り戻す」。そもそも、日本を何から取り戻すのかを私は知らないのですが、これも安倍さんが大好きな反日左翼ですか?
安倍一派、日本会議、保守論壇は、ほとんど存在し得ない反日左翼の脅威と闘っているらしいです。そして、歴史を改竄して、教科書にも口を出し、素晴らしい大日本帝国主義を復活させたがっています。つまり、恐ろしいほど壮大な妄想に取り憑かれた人達なのです。戦争に反対する人を反日左翼、人権のことを言えば反日左翼。彼らの言動は、反日左翼の妄想に取り憑かれたそこら辺のカルト集団と何ら変わりはありません。私は日本のモラルを下げた安倍一派こそ、反日カルトだと思います。
もうこれ以上、日本をカルト集団に乗っ取られたくはありません。だから、なんとなく自民党に投票している方には是非本作を鑑賞して、投票先を考え直していただきたいです。
今晩は
あんなことが有ったので、レビューには記載しなかったのですが、何故、人はカルト(ある意味、杉田水脈(大嫌いです。)等、極右もカルトだと思っています。日本会議のメンバーも。)に嵌るのかが、理解出来ないのです。
様々な屈託から走るのは分かる気が少しだけしますが、オウムは優秀な大学生が数多く入信した訳で。
恐ろしき、ドキュメンタリー作品でした。では。