貞子DXのレビュー・感想・評価
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意外にも今の時代にアップデートされた作品になっていて、今の「貞子映画」の正解か?
「リング」シリーズに登場しインパクトの強さから、これまで何度も映画化されている「貞子」シリーズ。
出来が良いものとそうでないものの差が大きいシリーズですが、意外にも本作は「出来が良い」方に分類されそうです。
まず「ホラー×コメディ」という相反するような要素を組み合わせるといった❝混ぜるな危険❞の試みですが、これが意外にも成立していました。
さらにはキャッチコピーの「IQ200の天才が挑む呪いの方程式。」という「天才による謎解き」といった要素を加えることで、単なる「お遊び映画」では終わらず、割と本格的な頭脳戦を繰り広げることになり成功していたと思います。
「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズの木村ひさし監督作品なので、オヤジギャグ的なところは滑り倒していますが(笑)、不覚にも(?)笑ってしまうシーンもあり、本作の試みに適した監督だったと感じました。
さらには、脚本は「リング」シリーズの原作者である鈴木光司が「世界観監修」を行なっていて、脚本もしっかりしたものとなっていました。
主演の小芝風花は、これまで映画ではあまり良さが出ていない気がしていましたが、本作ではうまくハマっていて、「当たり役」と言えそうです。
「ホラー映画」が苦手な人でも見られる、上手いところを突いた作品だと思います。
まあ、あの“悪魔のいけにえ”も本家二作目はコメディタッチだったから
貞子もこっちに振り切っちゃったか
一条文華が耳のあたりに手をあてて何かやるのが好き
静岡のおじさん
まったく笑えない
リングシリーズ最高傑作!途中までは、え?!って思うけどな
貞子でなくても成立する内容。
この作品。
とっくに、Amazonプライムビデオで、無料で鑑賞出来ているかと思いきや・・・
未だ有料とはね・・・
やる気の無さを最近痛感するが・・・
まぁ、いいや。
呪われたKADOKAWA。
まだまだ貞子商法に拘るとはね。
もはや、KADOWAKA自身が呪われているとしか言いようがないんだが、今更言った所で諦めるしかない。
貞子も進化する。
今作のキーワードなんだろうけど、こうなると、別に貞子でなくても成立する内容。
別のホラーアイコン生み出して描けばいいだけ。
呪いから逃れる方法のアイデアだけは感心したが、それだけかな。
シリーズで1番怖く無い‼️
若手タレントで釣るホラーならぬドタバタバラエティ
貞子のアップデートもここまで来るとちょっと難解かも!?
ビデオだけでなく、スマホやネットの世界にまで進化を重ねてきたジャパニーズホラーの代表格・貞子。最新作「DX」でもSNSという今の時代を先走っているコンテンツにまで現れるようになり、誰もが気軽に目にすることができる形に進化してきました。なかなか難しいところもありましたが、1本の映画としては悪くないです。怖さは控えめといったところでしょうか。思ったより貞子らしい貞子は出てこなかったので、サスペンス要素の方が強かったです。
ところで、名作ホラー「リング」のリブートシリーズの前作「貞子」では「リング」と同じ中田秀夫監督がメガホンを取ったこともあり、かなり貞子のリアルな恐怖感を響かせている印象でしたが、今作はちょっと趣向が変わった感じがします。もちろん怖いシーンもあったけど、ホラー作品としては、弱いというか。あまり貞子を全面的には押し出していない気がしました。IQ200の天才的な頭脳の主人公が貞子の呪いを科学的に紐解いていくという設定はいいんですが、やっぱり貞子も時代の最先端を追い求めすぎたんでしょうか。ちょっと無理のある繋げ方をしている印象がありました。ストーリーそのものは悪くないので、もう少し従来の貞子を活かしてあげてもいいのかなと思いました。個人的には前作の「貞子」の方がストーリーは弱い分、本来の貞子の怖さを体感できましたが、こっちはこっちでありでしょう。
ちなみに貞子シリーズで一番好きなのは「貞子VS伽耶子」です。個人的にホラー映画の中でも神作だと思ってます。今後も、数年後かに出る貞子に期待したいと思います。
『ループ』の系譜
ホラーじゃないジョーク作品
劇場公開作品にしては演出も安いコメディ感がある。
謎解きとコメディが内容の中心になり、貞子による超常現象の恐怖と言うのは一気に無くなった。
何せ「リング」から25年?最早何本、リングが作られたのか?貞子シリーズが何本あるのか?調べるのも面倒だが、これはマンネリ化した貞子をどうにか活かしたい為の試みと言えるだろう。
ホラーアイコンとして一時代を築き、あらゆるメディアに擦りきれるまで使われた貞子。
「リング」の山村貞子=「貞子」シリーズの貞子ではないけど、問答無用で人々を殺していく作品だったのが、24時間の制限時間付きの呪いで、毎日動画を観て呪いを回避する奇異な社会に到達したのは進歩…かな。
歩く死体だったゾンビが当たり前に社会で受け入れられて、様々な亜種が作られたのだから、その内貞子と恋愛する作品も出来そうだ。
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