「キャスティングディレクター事始め。」キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性 いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスティングディレクター事始め。
3月までNHKテレビで放映していた朝の連続ドラマ「カムカムエヴリバディ」の初代主人公(森山良子)の今の仕事が、キャスティングディレクターだった。まだ、日本人には馴染みがない仕事だ。
既存の芸術(文学・絵画)は創作者の単独の仕事だが、オペラや映画は共同作業だ。関わる人数は映画の方が多いだろうだろう。それにビジネスが絡んでくるので、なおさらややこしい。私見だが、音楽及びオペラが、最高の芸術表現と私は考えている。映画がそれに次ぐ。
映画の良し悪しは、「脚本」で決まると言われていふ。この映画をみると、次は「演出」ではなく「配役」だと教えてくれる。日本でも採用されるかもしれない。私が心配するのは、アメリカのように多民族が暮らし、人種も混在し、移民が流入する人材豊富なのに比べると、日本はほぼ単一民族で、人口減少している。人材がそこをついたら、日本の前途は暗い。そうならないことを祈る。
東京では春に公開されたが、名古屋では9月に入って上映された。勉強になる映画だった。
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BONNAさんのコメント
2022年9月12日
ご指摘ありがとうございました😊2011年…なるほど、内容に気を取られて公開日をあまり気にしていませんでした😅
なんで公開日がこんなに遅れたんでしょうかね…