「劇場予告編で見飽きたけれど…」忌怪島 きかいじま ku-pa-さんの映画レビュー(感想・評価)
劇場予告編で見飽きたけれど…
奄美の孤島に伝わる忌まわしき記憶と、VRの世界とを重ね合わせる発想は面白い。現実世界と仮想世界を行き来するモンスターという新趣向も興味深い。
ただ、だからこそホラー描写にあまり目新しさを感じなかったのを残念に思う。
自分が観た回は、主演のなにわ男子西畑大吾クン目当てと思しき女子高生がいっぱい入っていた。
すれっからしのオッさん映画マニア向けではなく、こういう若いファンがターゲットならば、これくらいのマイルドなホラーになるのもやむなしか。
散々劇場予告で観たショック映像でお腹いっぱいになり、当初は優先度を下げていたのだが、當真あみちゃん案件だと知り劇場へ。
ミステリアスな島の少女役で、出番はそれほど多くはなかったが、アップの多用で表出される憂いを讃えた瞳が印象的だった。
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