「生きていた人間の数だけドラマがある」ホワイトバード はじまりのワンダー Oyster Boyさんの映画レビュー(感想・評価)
生きていた人間の数だけドラマがある
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流れとしてはタイタニックを彷彿させる。
ユダヤ人だけでなく優生思想により精神疾患、病人、障害者なども処刑されていたのよね。
そうゆう意味では何故彼がと思うところもある。確かに体は不自由だが、数学は飛び級ですよ。成績優秀者は対象から除外されないの?
所詮は体力あるもの、権力のある者が選ばれしものってことよね。
納屋でのドライブシーンが前後の悲劇を救う唯一の心温まるシーン。外には出たいし、隠れているのも嫌だが、ずっと一緒に過ごしたい時間でもあるは分かる。
幻想的な夜の森のシーン。お互いの気持ちを言葉にせず、伝わるお互いを思う気持ち最高に幸せな気持ち。しかし、前日の幸せと戦争が終わると言う気持ちからなのか、ついいつもと違う行動をとってしまい…ありがちではあるが何とも苦しい気持ちになる。それが彼の運命なんだとしても辛いシーンである。
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