「一瞬の気の緩みがもたらした悲劇」ホワイトバード はじまりのワンダー ちゃ坊主さんの映画レビュー(感想・評価)
一瞬の気の緩みがもたらした悲劇
正しい教育を受けた両親の元で育まれたジュリアンにとって、好意を持っているサラを守ることは必然だったのだろう。
ヒトラーの脅威に怯えながらも、納屋でサラと過ごす時間は、彼にとっては幸せなひとときだったのだろう。だからこそ、あの結末は残念でならない。
終盤のシーンで、経年変化した木彫りのホワイトバードが映った。サラの傍には、常に少年ジュリアンが寄り添っているんだなあ。
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