「20年前のSFで見た」ドント・ウォーリー・ダーリン むしばさんの映画レビュー(感想・評価)
20年前のSFで見た
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いやーこれはこれは…満員だったけど、ちょっと期待しすぎた。
2時間が長すぎた。
前半は優雅なセレブたちの日常が延々と続いて眠気がすごい。
変わり映えもしない愛してるイチャラブシーンが長すぎる。
日常描写に稀に挟まる不穏なシーンでのBGMは良かった。
歌というか人の声だけで作られる不穏なBGMがとても気味悪くて合ってる。
映像は前衛芸術感でストーリーとの繋がりが弱く微妙だけど。
真相からのこれからだーと思ったらあっさり終わった…。
真相の既視感すごいしツッコミどころが多い。
(こんな男たちが介護と仕事両立できないだろうとか、
妻隔離して周囲は何も言わないのかとか)
フェミニズムがテーマとあるけど今の時代でそれ…????
あらゆる意味で浅くてテーマすら軽く思えた。
終盤の昔の高級車でカーチェイスやりたい感がすごい。
このテーマでそれいる?
フランクの妻も最後に現れるかと思えば何もなし。
不穏なBGMと監督が演じたメアリーは良かったけど、
20年前のSFという印象で色々な意味で浅くて古く感じた。
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