「意欲作」ドント・ウォーリー・ダーリン ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
意欲作
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狂信的な人の中で正気を保ち一人奮闘するという何となくミッドサマーに共通するフローレンス・ピューの熱演を、監督と元アイドル年下主演俳優の恋愛スキャンダルに持って行かれて彼女のおかんむりはごもっとも。
理想郷のような住宅地(プラス夫の勤務先)がビッグブラザーみたいに管理下にある陰謀だったというのは既視感だけど、そこに1950年代の核実験と連結させ、また夫は承知の上で妻は騙されており、反逆するのが女性というのがオリビア・ワイルド風。夫の腹に刺した包丁を捻りながら「今度は私の番」というジェンマ・チャンはこれから何をするのだろう。
1950年代に女医が活躍していたのか?病院の看護師も赤い服だったので、妄想と過去の現実とがわからなかった。
恋人にセクシーな演技をさせたいのか夫婦でイチャつくシーンが多くそれが中弛みに繋がりちょっと眠かった。
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