「令和になってもヤンキー映画は健在です!」Gメン ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
令和になってもヤンキー映画は健在です!
いや~、面白かった。
予想を遥かに上回る作品、楽しませてもらいました。
キンプリの岸さんに魅力を感じなくて、この作品自体も見る気はなかったのですが・・・
まぁ、一応、好きなジャンルではあるので、暇潰しに見ようかなっと。
クラスがランク付けされた有名校で、底辺のGクラスに編入となった岸優太。そこはヤンキーたちの巣窟で、と、いかにも漫画にありがちな設定で始まりました。この令和の時代になっても、あぁ、こんなもんかって感じ。
ところが、吉岡里帆さんが先生で出てきた辺りからニヤニヤが止まりませんでした。あの切れっぷり最高です。ホンッとスゴい女優さん、ギャップで可愛さも増し増し、ますます好きになりました。
話の面白さもさることながら、脇を固める強烈なキャラたちに魅せられました。
吉岡さんを筆頭に、相変わらずの名バイプレイヤーの矢本さん、りんたろー。さん、田中圭さんの珍しいヤンキーっぷりも良かったです。尾上さんの異常さも常軌を逸してた。ゲイのヤンキーも魅力的だし、昭和かぶれの友達も面白かった。勿論、ヒロインのレディースも個性的な面々が集まっていて、グーでした。「ナンバMG5」のカメオ出演も嬉しかった。
それから、イケメンモテモテの竜星さんと、吉岡さん、岸さんの件が最高でした。あれ、絶対アドリブですよね。笑いを堪えてるように見えたんですが、それをそのまま使うのもスゴい。
とにかく、内容的には有りがち。新鮮味のないヤンキーものではありましたが、終始目が離せない非常に楽しい一本でした。
ただね、言葉がはっきりしなくて何を言ってるのかわからないところがチラホラ・・・
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