「超ギャグ寄りのライト版クローズ」Gメン　もーちさんの映画レビュー（感想・評価）

主演の方が好きで観に行くつもりでしたが正直面白くなさそうだな…と思っていましたが、いい意味で期待を裏切られました！
何も考えずに笑いたい、映画を楽しみたい方に良いんじゃないかなと思います。
イケメンヤンキー映画のギャグ強め・規模小さめという感じです。全面抗争とかはないです笑
アクションシーンが思ってたよりもかなり多く、手数の多さ・足技・プロレス・松葉杖など色々魅せ方があり女性陣のアクションシーンもほんの少しですがあり楽しかったです。
コメディだけど現実とかけ離れていない世界観なので変なCGや無理すぎる設定もなく、ギャグ部分も自分的にはオッケーな範囲でした。
主人公とヒロインの恋愛部分もとりあえずキスシーン入れとけ！！みたいなのではなく初々しい2人で最後まで可愛かったです。エンドロール最高でした。
恋愛モノで幸せな雰囲気を出すためにすぐキスさせるのあんまり好きじゃないので…今回の感じ個人的に好きです。

マイナス部分としては漫画原作にありがちな駆け足感があり主人公の過去の色々がふんわりした説明だけで終わったなwと思いました。尺の都合上仕方ないんでしょうけど。
あとは下ネタが結構あったので苦手な人はちょいちょいう〜んとなるかもしれません。
アクション恋愛コメディ友情師弟とこれ1つに詰まってて色々楽しめますがその分掘り下げが弱い部分もあるのかなと。
だからこそ物語がスピーディーに進んで難しく考えずに観れることにつながってるというのもありますが。

終盤のシャツ越しでも分かる岸さんの鍛えられた上半身が高校生に見えなくて笑っちゃいました笑
平均年齢30歳がギャグパートに上手く生きてるなと思いました。