「深紺の街」午前4時にパリの夜は明ける ねもちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
深紺の街
愛する人と永遠の別れ…残された者の悲しみと再生…
パリの空と緑がスケッチブックの様で…
「アマンダと僕」「サマー・フィーリング」に
すっかり魅せられたミカエル・アース監督の新作が参上!
母子3人家族とひょんな事から出会った家出少女の再生を静かな優しさの中で紡がれる物語を自立、自由へと変革が進む80年代のパリと沿う様なストーリー展開が実に秀逸だ
…一般人が撮った映像を使ったり劇中上映されてる「北の橋」「満月の夜」ヌーベルバーグへのオマージュと
アース監督の時代欲・愛を強く感じました!
そして何よりも80年代に映画ファンを萌やした
シャーロット・ゲンズブール&エマニュエル・べアール!
歳を上手に重ね素敵なアラ50になった彼女達が深海の様なパリの街に映えるったらない!
大きな感動やノスタルジーは無いし台詞もシンプル…この家族と共に居ると何故だか心地良く更なる余韻を味わいたくて3度鑑賞してしまいました
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