「監督は妄想まみれの中2病。」午前4時にパリの夜は明ける t2law0131さんの映画レビュー(感想・評価)
監督は妄想まみれの中2病。
舞台が80年代前半から数年間というドラマだが、時代の郷愁くささがおしつけがましく乗れない。ミカエル・アース監督が1975年生まれで、作品舞台の時代は小学生くらい。そんな当時のガキが大人を憧れて見ていて、そんな妄想を映画にしちまった、フランスの中2病患者。タルラ役のノエ・アビタがエキゾチックで良い雰囲気だった。しかし監督が思い入れたっぷりに造形しているので、ある意味、気持ち悪い。まるで、監督のオカズをみせつせられているようで。
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