「重い話をソフトにだけど的確に刺してくる。」コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話 ゆーにゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
重い話をソフトにだけど的確に刺してくる。
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Fan's Voice独占最速試写会にて鑑賞。
舞台は1960年代。あらかじめ、アメリカで中絶に関する歴史的背景をさらっておくと、さらに理解度が深まります。
60年代が舞台なのに、なぜかリアルタイムな今を描く作品だった。
私は中絶は第三者が介入する話ではないと考えるので、否定も肯定もしません。だからこそ、この作品がすんなりと刺さってきたのかなと思います。
ジェーンが医師の理事会で幽霊のような存在になっている姿、女性ならほぼ確実と言っていいほど経験があるよね…。
自分の命か子供の命か。禁止されていることをやっちゃいけないよと思いつつ、実際に自分が置かれたら。非常に考えさせられる作品でした。
とにかく、衣装が可愛い。本当に可愛い。レトロなアメリカンファッションが好きな私はとてもよかった。
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