「私には退屈な映画だった。」太陽と桃の歌 いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
私には退屈な映画だった。
名の知れた映画賞を獲っているし、私が鑑賞映画選びの目安としている週刊文春の映画評でも、高評価だった。
期待して鑑賞したのだが、タイトルどおりだ。言わんとしていることは分かるが、私の心を揺るがしはしなかった。演じているのは、俳優か素人なのかわからない。年齢が近いせいか、大家族の祖父にちょっと感情移入した。自分が土地賃貸借の契約書を交わさなかったことから、家族間の確執が始まった。
しかし、何十年前の事で口約束は日常的であったと思う。ゆえに同情できた。表立って苦悩を表現しない所がいい。
コメントする