「共依存の2人」マイ・ブロークン・マリコ りりさんの映画レビュー(感想・評価)
共依存の2人
主人公のシイノはニュースで親友のマリコが自殺したことを知らされます。
マリコは幼い時から性的虐待、身体的虐待を受けていました。そんなクソ親にマリコの遺骨を渡すもんかと、マリコの家に行きマリコの父親から強引に遺骨を奪い取りました。
そしてシイノはマリコが行きたがってた海を思い出してそこへ向かいましたが、運が悪く着いた先でひったくりにあってしまって財布、携帯、マリコから貰った手紙、全部取られてしまいました。そして通行人のマキオに助けてもらいます。
海についてシイノは自分を残していったマリコに対して腹を立て崖から飛び降りようとします。そこでマキオに止められて遠くから助けて!と呼ぶ少女が走ってきました。
その姿がマリコに似ていたのでシイノはマリコの遺骨でひったくりの頭をぶん殴りました。マリコはキラキラと舞って海に溶け込んでいきます。シイノは家に帰るとマリコの父親の再婚相手のおばさんから荷物が届いていて、マリコからシイノへの手紙が出てきます。ここで終わり
マリコが自分と似すぎてて気持ちが痛いほど伝わりました。
毒親育ちゆえの依存性や愛に飢えてる可哀想な子です。
でもシイノに彼氏が出来たら私死ぬから!!とかいう癖に自分は彼氏作ったりとか彼氏が出来たらそっち優先で友達はほったらかし、別れたらまたシイノに頼ってくるところがクソキモかったです。そして最後まで自分勝手ですね。自分のこと大切に思ってくれてる相手がいるのに1人で逝っちゃうなんて。私の前の親友に似てます。あとメンヘラという一言ですませてはいけないくらいマリコはやばいですがこれを世間ではメンヘラって言うのですね。毒親育ちな子って愛に飢えてるから人に依存するしDV男も引き寄せる。ダメってわかるってるのに会いに行っちゃうところとかほんとに馬鹿だね。でもそういう子ってそうなりたくてなってる子じゃないから可哀想なんですよ。あたまではわかってるけど心が言うこと聞いてくれないんです。頭悪いんですよ。私がそうだから分かります。