「永野芽郁が不器用な「おっさん女子」を熱演」マイ・ブロークン・マリコ スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
永野芽郁が不器用な「おっさん女子」を熱演
本作は親友の訃報を聞き、死んだ親友の為に何かできないか考えた末
彼女の遺骨と共に彼女が行きたがっていた海へと旅をするロードムービー。
姉御肌でガサツな主人公を永野芽郁が演じ、彼女の女優としとの芸の幅の広さが垣間見える作品だ。
思えば本当にめんどくさい親友だったが、いざ居なくなると寂しい。
主人公はふと彼女の愛おしい姿と綺麗な思いでばかりが蘇り、劇中終盤でその想いは頂点に達する。
何も言わずに命を絶った親友を想う気持ちに共感する鑑賞者もいるのではなかろうか?
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