「そ、そ、それ、俳句からは遠過ぎるだすw」マイ・ブロークン・マリコ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
そ、そ、それ、俳句からは遠過ぎるだすw
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今年の邦画のダークホース来た!w
タナダユキ監督が好きなんだと思います。と言うか、直近3作が「浜の朝日の嘘つきどもと」「ロマンスドール」「お父さんと伊藤さん」です。全部好きですもん。4打席連続長打、と言うか4試合連続ゴール、的な当たり感。だから、好きだと思います、じゃなくて好き、大好きw
堪らんなぁ。泥臭い人物設定。熱血でもなく、ニヒルでもなく。隣に住んでそうな女子とか、隣のビルで店を開いてそうな会社とか。男女が不必要にベタベタしないし、上から目線の説教もないし。なんと言っても、歯磨きするしw
いやー、映画の中で、歯磨きしませんよね、皆さん。結構w
要するに、まさに現在、日本のどっかで繰り広げられてる、どっかの誰かさんの物語であるよ、って素直に受け容れてしまえるんです。
でもって、リアルに泥臭くて、綺麗事にも無駄な感動話にもしないって言う。
やっぱり好きw
それと永野芽郁さんですよ。コレは来た。来ました。二皮くらいは剥けた感あり。長回しにたじろぎません。1人で物語を、難なく背負ってます。余裕で背負ってます。ラストシーンなんて、手紙の内容なんかどーでも良くなるくらいに演技だけでココロ持ってかれます。いや、彼女の中学生時代役の女の子も凄く良かったですけど。伊藤沙莉ちゃんを思い浮かべてしまいましたw
そうかぁ。タナダユキ監督作品って、どれも主演女優がめちゃくちゃ良い芝居してるんだ、そう言えば。あー、タナダユキ監督作品が好きな理由は、これかw
自分自身、今、スッキリ腹落ちしましたw
良かった。
とっても。
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