「1-9-8-6」チェルノブイリ1986 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
1-9-8-6
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チェルノブイリ原発については何となく授業で習ったなーくらいの知識です。このご時世ロシア映画を観れるのはありがたいですし、暫く観れないのかもなーと少し噛み締めて鑑賞。
と、意気込んだ割には身勝手消防士と未亡人のベロベロチューから始まったせいか集中力の糸がプツンと切れてしまいました。そのせいか2時間と少しある本作の記憶が断片的にしかありません。
まず爆発の映像やそれに伴う被害の様子は実際には及ばずとも体内外の影響の描き方はとても悲惨で、嘔吐や皮膚のただれだったりと恐怖を煽るには十分な痛々しさでした。放射線での影響もしっかりと描いており、グロ表現からは多少逃げつつも作り手の現実を伝えようとする姿勢は良いなと思いました。
仲間を救助するシーンや、爆発の原因を突き止める様子をノンストップで描いているのも飽きさせない工夫をしていて良かったです。
ただ、あまりに一本道過ぎるのもあり、展開が読めてしまうのは非常に残念でした。フィクションを基にしたというのもあり、ちょくちょく詰め込みに甘い部分がありました。
という感じで序盤のイチャイチャやバスジャックがなければもう少しちゃんと観れたかなーとやや後悔。でも2回行くかというと…。うん…。
鑑賞日 5/6
鑑賞時間 14:55〜17:20
座席 F-8
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