「パロディ作品だと思って見たら、まっっっったく関係ない別の作品でした」悪魔館 死霊のせいなら、有罪。 ケンイチさんの映画レビュー(感想・評価)
パロディ作品だと思って見たら、まっっっったく関係ない別の作品でした
しかし!
このタイトルでなければ、私はこの作品を見なかったでしょう。
なのでこの邦題、私はアリだと思います。
無論こんな売り出し方は邪道です。
でも、この映画を見てもらうため、なりふり構ってられないんだよ!っていう姿勢はむしろ清々しい!
おそらく宣伝費も非常に限られていたのでしょう。満足なプロモーションが望めない状況でも、この作品を何とかして1人でも多くの人に見てもらいたくて(言い方を代えれば、出来るだけ売り上げを伸ばしたくて)、やれることは何でもやろうというアグレッシブさが感じられる邦題です。
そもそもこの作品、原題が『Anything for Jackson』、直訳するなら「ジャクソンのためなら何でもやります」という感じ?
つまり配給会社もそれに同調したってことですよ!
「Anything for "Anything for Jackson"」の精神ですよ!
それにしても本作、2020年に公開されたカナダ映画で、邦題の元ネタ作品よりも前の作品です…。日本では映画館で上映されてないんじゃないかな。アメリカでもほとんど上映されてないんじゃないの?
日本の配給会社は、株式会社アメイジングD.C. というトコロ。
きっとすごい会社なんだろうなぁ…。
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