君は放課後インソムニアのレビュー・感想・評価
全82件中、21~40件目を表示
かけがえのない青春を謳歌
どこにも無数に存在する光。捉え方でその輝きは七変化。どれだけ不恰好でも…。煌めくそれに人々はロマンを。直接でも何かを媒介しても。その避暑地が無限大の便利な時代。それでも正面から感情を流し合う一見アナログな絞りの面白さを垣間見えたひとときに。
爽やかな恋愛学園青春ドラマ
アニメ版全13話を観てから、劇場実写版を観てきました。本来は原作を読んで、アニメを観て、実写版の映画を観ると比較出来て面白いですね!「話もした事がない同じクラスの男女が、お互い不眠症と分かり、友達以上恋人未満になり、やがて愛が芽生える」驚いたのは、主演の森 七菜さんと奥平大兼さん他、クラスメート役の登場人物の顔がアニメそっくりで、まるでアニメから抜けだしたようで、違和感がなかった事です。演技も自然で新鮮で眩しいくらいでした。とても良かったです。話は元に戻りますが、アニメと実写版を比較した場合、例えば、アニメでは、曲 伊咲の姉のクルマが、ホンダのフィットだったのが、映画版では、スズキのラパンだったり、アニメではJR七尾駅のワンカットが写り、白丸 結が深夜に七尾城跡の本丸まで行って、夜景の星空を撮影するシーンがあり、羽咋市の千里浜での合同合宿、二人合宿で、中見と曲が食料難になり、クラスメートが差し入れを持って来るシーン、珠洲市の見附島で夜景を2人で撮影するシーン、あとは、お互いの両親が絡むシーンでは、映画では、ありましたが、アニメ版では、お互いの両親が出てくるシーンは少なく、映画版の曲の身体の具合が悪くなり、病院に入院するという話はありません!アニメ版では、爽やかなキスシーンでハッピーエンドとなります。という事で、多少、脚本に違いがありますが、アニメ版全13話の内容を全部入れると映画版では、制作費の予算の問題や出演者のスケジュール調整など、1時間43分の枠に納めるのが難しくなるので、映画版では、上手くアニメ版のポイントを要所要所選んで、脚本が脚色されていて、いいストーリー展開の内容となっていて、ワンカット、ワンカットの風景のシーンは、とても綺麗でいいと思いました。特に最初のオープニングに出てくる朝焼けの1シーンは感動的でした。監督は、池田千尋さんという女性の監督で、普通なら、映画のクランクイン前日は、監督と出演者との役づくりと演技の打ち合わせとなるところですが、池田監督は、出演者と一緒に七尾市内を散策しながら、食事を取って、共に、その日は過ごしたそうです。凄い監督です。それをする事で、お互いにスキンシップを取り、地元住民として溶け込む!この監督は、若い俳優たちに、こういう事も言ったそうです。撮影中は、演技をする上で、「やります!」ではなく「とにかく、やってみよう!」これを、モットーに撮影が始められたとも言っていました。原作者のオジロマコトさんに至っては、この作品を描く前に、石川県七尾市に観光旅行に来ていて、七尾市内を散策しながら、七尾市の高等学校から天文台が見えて、これだ!と、ひらめいたそうです。これが、きっかけになって七尾市が作品の舞台になったと聞きました。最初は学校のシーンは外側だけ撮影して、教室の中のシーンは東京都内で撮る予定だったのが、途中、変更となり監督とスタッフが協議した結果、全部撮ろうという事になったそうです。それだけ、石川県七尾市の街並みに魅了されたという事でしょうか!今回は、この映画を観て良かったので、今度、ブルーレイが出たら特別版を買って、自分の部屋のプロジェクターで本編を、もう一度、観てみるつもりです。メーキングオブも楽しみです。ちょとした劇場気分になれます。
主人公とヒロインの2人に瑞々しさがあり面白さもあったのですが‥
(ネタバレですので鑑賞後にお読み下さい)
※本来の長いレビューを書く時間が最近ないので、短く
基本は面白く見ました。
主人公の中見丸太(奥平大兼さん)とヒロインの曲伊咲(森七菜さん)の存在は瑞々しく、周りとの違和感と孤独を抱えた人物描写は好みでもありました。
ただ、病気を交えた恋愛作品はやりつくされている感があり、実際にあった話などでない限りどうしてもそこに作為性がまとわりついてしまいます。
そういう意味では、残念ながら既視感ある過去の作品を超えない展開にはなっていたと思われました。
しかし、主人公とヒロインを演じた奥平大兼さんと森七菜さんの2人の演技は特に気持ちが良く自然で、その2人を見ているだけでも充実ある映画になっているとは一方で思われました。
アニメの良さ 実写の良さ
この映画を観た理由。
①自分もかつて天文部だったから。はるか昔、入学した高校に小さいながら観測ドームがあった。いたく感動して入部してしまった。実態は普段はほぼ先輩による計算の難しい勉強会。一年で辞める。
②この実写を知りアニメの終わり3話を見る。実際の能登を忠実に再現していて、時間が止まったようなのんびりとした作品だと思ったから。
③そして、見附島や野脇遺跡の写真やストビューではない観光気分が味わえるのではと思ったから。
映画の感想。
原作未読、アニメ終わり3話のみなので、今後どう展開していくのかわからないが、インソムニアって何?
序盤のインソムニア、後半ほぼ出ない。インソムニアは出会う為のきっかけだけなのか?自分はあくまできっかけで、天体観測を通じた二人の恋愛物語であってほしい。そしてインソムニアを克服してほしい。
遺跡ではなぜか人生観を語るおじさん。その後アニメでは描かれていない心臓の病気の事。急に作品のテイストが変わる。自分は若者ではないので、若者が好むのなら良いが、二人の恋愛にだけで留めて欲しい。説教くさいやお涙ちょうだいはきらい。
自分が働いていた時、24時頃布団に入る。ラジオを聴きながら。そしてラジオはつけっぱなし。番組内容から今3時だ4時だと思いながら寝ている。そして6時にはほぼ目が覚めて7時に目覚ましが鳴る前に布団から出る。これってインソムニア?
でも昼間別に眠くないし。20年ずっとそうだった。睡眠って量ではなく質だと思う。短時間だけど深く寝ていたんじゃないかな。
休日は睡眠スイッチが変わって、長く寝過ぎてかえって調子悪かったりもした。
今はもう出来ない。
アニメ版の実写だったらもう少し評価も上がったかもしれない。
しかし、森七菜さんは好みは分かれるかもしれないけど、他の女優さんがなかなか真似できない天性の明るさがあると自分は思う。0.5点加点しました。
よくある青春恋愛ものになっているのが、原作厨としては不満
映画にするにあたって、大人の事情含めそのままが難しいケースがあることはよく分かる。
しかし、台詞や設定など変える必要があったように思えないところが多かった。
自分が原作漫画で重要だと思っている不眠症要素も序盤だけでなくなってしまうし、
ベタベタとした男女の恋愛ではない爽やかでまっすぐな描写が好きなのに
普通の恋愛物にしか見えず、監督か脚本かあるいは両方かわからないが
恋愛に的を絞った映画として作る意向があってのことかと思う。
自分の求めていたものではなかった。
アニメはだいぶ良い出来で、原作の良さをきゅっとまとめた映画になるかと期待していただけに残念。
単にこの映画だけを見た方は面白いかもしれないが、なぜ?と思うところはあると思う。
自分は漫画のファンで、アニメも見ており、どちらも全く触れていない連れと見に行ったが
連れは要所要所で意味がわからない演出、と思ったところがあったようだ。
すべて映画で改変されていたところだったので原作ではこうだった、と説明したら
納得はしていたが、改悪だと感じたようだった。
良かった点
キャストはとても良い。
特に伊咲役の森七菜さん、穴水役の安斉星来さん、蟹川役の永瀬莉子さん
野々さん役の川﨑帆々花さんはイメージ通りだった。
漫画で折角良くても実写にすると生々しくはどうしてもなってしまうが
伊咲と穴水の爽やかな感じがとても良い。
舞台が原作漫画と同じ石川県七尾市で行われているので、
聖地巡礼的な意味では嬉しかった。バス停のところなどワクワクした。
不満だった点
まずもってオープニングから、なぜそこで? という気持ちに。
ロケハンして綺麗だったから使いたかったのかなと思ってしまう。
学校でみんなが文化祭の準備を楽しそうにしているのに、
隅で丸太が寝ているというつまらなそうな日常描写だから良かったのに。
文化祭間近なのは撮影時期や施設の許可やなんかがあったのかもしれないが
文化祭準備という青春真っ只中感、授業中じゃないからこそ多少行方不明になっていても大丈夫
な感じなのに、大掃除というのも。
これもロケハンして吹き抜けが珍しいから使いたくなって変えてしまったのかなという印象。
ツーちゃんがいないのも、大人の事情なのだろうが
こういう創作物の舞台において動物の存在というのはとても重要で
動物がいるからこそ緩和されうまく回るものがある。
白丸先輩のお店の壁にカプセル型キャリーバッグがかかっているのが唯一の痕跡か。
ツーちゃん自身の切ないエピソードも当然カットされている。
丸太の唯一の理解者で生徒会にいる利点もある受川の存在感が薄すぎて
女子たち+1程度だったのにはがっかりした。
指輪物語の二作目を見ていてもそうだったが、恋愛を描こうとして
男同士の友情描写をカットしがちなのはなんなのだろうか。
眠れない2人が夜にお散歩をして、
居場所の天文台を守る為に星景写真を撮る目標をたてたら
夜に起きていられることが利点になって、という徐々に進む展開が良いのだが
映画では臨海学校はカットされている。
あんなに眠れないことに悩んでいて眠りたかったはずの丸太が
伊咲と一緒にいると寝るのが惜しく感じてしまうところや
倉敷先生が他の先生たちをお酒で潰しておいてくれているのが好きだったので残念。
なぜ電話やLINEではなくてラジオをするから聞いてくれ、なのか
映画では理由の説明が全くなかったから、ラジオを当たり前のようにするのが唐突で異様に感じられた。
必ず聴かないといけないものでもないし、寝るからおやすみ、と言って切らなくても
ずっと声を聞きながら眠りの世界へ入っていける、
そんな不眠症の理解があるお互いだからこその提案だったのに。
観測会が中止になった時、漫画ではそこまでの描写が丁寧だったから
丸太の言葉に泣きそうになったが、映画では正直「またやればいいじゃない」という気持ちで
男泣きに泣く理由に納得がいかなかった。
細かいことだが、丸太の不眠症のことを先生の方から訊くのと父親から話すのでは
全く意味が違うのに、どうしてそんな小さなところまで変えてしまったのだろう。
漫画の倉敷先生は好きなのに、映画だと不躾に感じる。
キスをしても照れて倒れ込んだりガッツポーズをしちゃったり
というもはや長年連れ添った夫婦のような2人が良いのであって、
普通にムードを作っていちゃいちゃされるのは違うのだ。
どうあっても大人たちが心配する間違いは起きそうにない2人だから良いのに。
伊咲のおばあちゃんの家に学校のみんなが来ないのもがっかりした。
一人ぼっちだった丸太がみんなに囲まれていて、すごいと言われて、
親友の受川にはわかってなにかあった?と訊く、
そんなやり取りこそ重要だと思うのだが。
今の丸太のことを「カッコいいガンちゃんが戻ってきた」という、
自己肯定感の低い丸太のことを昔からちゃんと知っていて恰好良い人だと思ってくれている
受川との2人だけのシーンが無いのは惜しい。
さらわれてほしい、と言われてきゅんとするんじゃなくて
いやっほー!って飛び跳ねる伊咲が良かった。
映画はちょいちょい生々しく感じてしまった。
恋愛ムードじゃなく信頼しあっている2人なのが、君ソムの
というよりはオジロ先生の描く恋愛の良いところだと思うのだが。
映画の伊咲の両親は、自分の娘が約束を反古にして部活合宿を台無しにするのだから
君たちが丸太に謝るべきなのになぜそんなに居丈高なのか謎でしかなかった。
漫画の伊咲は両親に車に乗せられた後すぐ降りて、丸太に大丈夫だと伝えに行くところが恰好良かったし、
両親も「娘にも非があった」という言葉は出てくる。
伊咲のスマホを取り上げられ、過保護な親でちょっとどうかとは思うものの
丸太はみんなに祝福されながら入選を知るし、伊咲からも天文台で直接おめでとうと言ってもらえる。
映画では伊咲がまるで合宿旅行のせいで具合が悪くなったようになり
(だからこそ後悔するなと伊咲が言うシーンがカットされているのだろうが)
インソムニアよりも心臓病がクローズアップされ
不穏な空気の中被害者ぶる伊咲の両親に平身低頭で入選した写真を届ける丸太という
原作とはかけ離れたお涙頂戴展開に持っていかれて噴飯物である。
初めにも書いたとおり、
自分は君ソムの、不眠症で辛かった夜が一緒にいることで辛さが減り
したいことがたくさん見つかって充実していく2人の人生描写が好きなのであって、
心臓病を抱えたか弱い少女に恋をした不眠症の少年の性青春恋愛映画が見たかった訳ではない。
監督・脚本家との解釈不一致という感じだろうか。
面白くないことはないのだが、がっかりしてしまうところが多かった。
七尾の朝焼けに掴まれる
セーラー服反逆同盟
原作漫画はスピリッツでチラ見程度
チラ見程度だが、漫画の雰囲気は出てると思った
アニメは知らない…放送してない
僕も学生時代は不眠症だった
オールナイトニッポンを夜通し聴いてた記憶が
新聞配達のバイク音に共感
家では不眠症
学校の机に座ると、秒で爆睡…
馬鹿だった?
認めたくない
記憶がない…涙
インソム…いやん
完璧な森七菜のセーラー服プロモ映画
眩しすぎるポニーテール
全盛期の斉藤由貴と被る
不倫はしないで
セーラー服姿にキュンキュン バキュン
そしてハキュン
心とアゴを撃ち抜かれる
空いた口が塞がらない…
よだれは出てない
通報しないで
何故かセーラー服反逆同盟を思い出す
セーラー服で復帰的反逆?
違うけど
奥平大兼が良い
金子大地と少し被る
撮影当時は現役高校生かな?
やたらとベテラン多し
そして全員美人
桜井ユキは魚顔だがナイスバディ
萩原みのりは相変わらず美人だが怖い顔
「街の上で」が超怖かった
田畑智子はリアルすぎる
MEGUMIは恵まれている
キラキラした同級生たち
森七菜の七光り?
萩原聖人も良いが、あまり好きではない…
「島守の塔」では顔がパンパンだった
演技は上手いが、役作りはしない人だと思った
無駄にゲストなでんでん
武勇伝がありそう
どっかで見たロケ風景
「さがす」の家
「子供はわかってあげない」「こちらあみ子」の海辺…
似てる気が
怒りは6秒がピーク…勉強になります
ささやきASMR…データ希望
綺麗な校舎が素敵
素敵な不眠症
皆優しい
ラスト涙
若人より中年向け?
アニメの方が…(まだ途中までだけど)
取り敢えず伊咲(森七菜)は小動物みたいでめちゃ可愛い。
あんな娘と狭い部室で二人っきりで横になっていたら、もう不眠症の補完で眠くなるどころか、真っ盛りの高校生男子が欲情しない訳がない、いや絶対にする💦
姉ちゃんが二人を置いてきぼりにして、勝手に男と旅行に行ってしまうのは無責任すぎる。妹は色々と問題を抱えてるのに…
その後で丸太が親父さんと詫びに行くけど、積極的だったのはむしろ娘さんでしたよね?アンタのところの姉が男と旅行で居なくなったのも原因でしょ。
なんだかなぁ。
最後は伊咲ちゃんひょっとしてヤバいのかなぁと思ったけど、大丈夫そうで何より。
PS 途中でウトウトしてしまい、こちらもインソムニアが少し解消出来たというオチですみません🙇
脱アニメすべき
アニメ視聴済からの映画観賞です。
アニメ版が心地よい雰囲気の作品だったのでかなり期待していましたが、少し残念な気持ちになりました。
アニメに寄せすぎで駆け足すぎでしたね。ただの総集編みたいな作品になっちゃってました。
アニメ版は1クール13話かけてじっくり話を進めていたからこそ描けた雰囲気だったのですが、2時間足らずの映画でそこまでまとめて描き出すのは難しいかったとはおもいます。
でもやはり演出や演技に下手があったとおもいます。
曲の天真爛漫さがちょっと芝居臭かったかな。アニメや漫画の強烈なキャラって実写化するとわざとらしくなっちゃうんですよね。難しいと思います。
真脇遺跡でも、歴史館長さんがいきなり出てきて語りだすし、その後の中見の告白も全然雰囲気じゃないのに突然しだしましたよね。演出や脚本にムリヤリ感が付きました。
終盤の曲の異変からはアニメ版には無かったエピソードなので興味深かったのですが、親同士が対面の謝罪シーンでも台詞回しに難があっとおもいます。せっかくの荻原聖人がもったいないとおもいました。
アニメの雰囲気をまんまトレースしているように思えましたが、実写は実写のテンポ感やノリで仕上げたほうが良かったのではなかったかな?と思います。
原作やアニメを知らない人が観ても納得行くような作品になっていたのでしょうか?
私としてはいまいち納得いかない作品になってしまいました。
不純だ
不眠症に悩む高校1年の中見丸太は、ある日学校の天文室に入るとそこにはクラスメイトの曲伊咲がいた。
彼女もまた不眠症に悩んでいると知った中見は、誰も来ない天文台を2人の秘密の場所として守るべく、 休部状態にあった天文部を復活させようとする。
星空観望会、写真コンテストでの入賞を目指し、周りの力を借りながら奮闘する2人だったが……
おい、キャスト考えたやつ出てこい!!!
ほんっとに何してくれてんだよ!!!
久しぶりに見た森七菜はやはり唯一無二の良い芝居するし、眼鏡かけた奥平大兼は少し青木柚っぽくて自然体な演技がとてもハマってるし、萩原みのりが不機嫌っぽいキャラな時点で優勝だし、工藤遥の演技は味があって深みが出てるし、萩原聖人がダメ親父やったらハズレなしだし、ボデーを透明にしなさそうなでんでんは完全に地元民だし、それに何?あのソフト部の友達役の安斉星来って子は。
声も佇まいもカッコ良すぎる。名前からしてこの映画にピッタリ。
全員は挙げなかったけど、もちろんどのキャストもいい。
演技から演技じゃない部分まで端々から溢れ出る人間味が眩い。
みんな輝いてる。
そして、その魅力を余すことなく映し切った監督の力量。
本当に『先輩と彼女』撮った方ですか?
わああああ!最高最高最高!
突然オタクレビューしちゃったけどたまにはいいでしょう。夜中にテンションMAXでレビューを書いている。
目が冴えてきた。寝れないけどまあいい。
とにかく最高の映画を見附島った。
「秘密やぜ!」って言いたいところだけど、とりあえずたくさんの人に観てほしい。
キミスイとかもそうだけど、秘密の共有っていう鉄板ネタ。
ありきたりだけどこれこそ愛、至高、尊い。
心臓の鼓動、雨の音。
星降る夜、日の差す朝。
能登の美しい街と自然が2人の瑞々しい青春を彩る。
正直そこで終わりなのかとは思ったけれど、絶妙なタイミングだった。
死亡フラグが立ちまくっていたからそこは安心できたし、鑑賞直後は多少物足りなさがあったとしても2人の時間がまだ続いてるんだと後から噛み締めることが出来る。
今まで生きていてくれてありがとう。君のおかげで僕も生きている。
そう言いたくなるし、言われている気がする。
2人のわちゃわちゃ。ずっと、一生好きです。
ここ数年でかなり上位に入る最高の青春映画だった。
2人で時間を共にして想い合って、ランデブーからの告白して幸せ〜♪で終わる、単純だけどどこまでも純粋で美しい青春恋愛映画が存在してくれてありがとう。
そんな映画がもっと観たい。
後味は工藤遥繋がりで『のぼる小寺さん』に近いかも。
CGの部分で若干賛否分かれてるようだけど、私は大林宣彦っぽさを感じて好きだな。
夏祭りに頼ったり、難病を使って感動を煽ったり、そういう演出や展開も好きだけど、お話にすることなく文字通り青春の1ページを切り抜いたかのようなリアルな日々。
会話や動きからも生き生きとした彼らの息遣いが聞こえてきた。
「シーフード?チキンかぁ……」
良くも悪くも見た目の印象と中身は違う。
表面だけで相手を知ることはできない。
みんな笑顔の裏にきっと何らかの苦しみを抱えているんだと思う。
本音で話し合うことは難しいし怖い。
自分は特殊な事情は全くないが、親と本音で話し合えない、わがままを言えない気持ちはよく分かる。
心を許して生身の自分を曝け出すという高いハードルを超えた暁には2人だけの銀河が広がっているのかもしれない。
余韻が凄い。
未だにあの現実的でどこかファンタジックな映画の世界から抜け出しきれない。
TOMOOさんの主題歌も映画前から楽しみにしていたが、鑑賞後聴けば聴くほど良い曲だと深く実感する。
夏にロケ地巡りも兼ねて石川に行ってみようかな。
全ての眠れぬ者たちへ。
世界は、、、
やりたいことがありすぎる。
奥平大兼が良かった!
うーんいまいちだった。が、奥平大兼は良かった。描いている中見丸太と年が近いことが自然に見えたせいか。しかし伊咲を見つけた時のシーンはいただけない。そんなセリフはありえない。これは演出の問題だな。
森七菜についてはまあまあと思いつつ高校生ってのに無理が出てきたかとも感じた。そこも含めてまあまあ。
この作品についてはマンガは読んでないが、アニメは観ている。次回、最終回を前に悩んだ末に観に行った。最終回の後に観に行くべきだったか。。。
金曜日から上映時間が遅くなる前に観に行く必要があったので今日観に行った訳です。
非常に残念だったのは113分ではゆったりとした空気感が描き切れなかったこと。原作あり作品にありがちなあのシーンが無いってレベルの話ではない。映画にする上で時間の制約はあるので抜けてるシーンはあって当然だが、詰め込んだ挙句、しみじみとゆったり流れる空気感は感じられなかった。観望会までで1作品でも良かったのではないか?そのくらい贅沢に時間を使っていい作品だと思います。
抜けてるシーンについてはごちゃごちゃ言いたく無いと上に書いたが、中見の鼓動を聴きながら伊咲が眠るシーンが描かれていないのは流石に触れずにはいられない。あのシーンがあるから伊咲の鼓動、心臓に対する気持ちや安心への理解が深くなるのに、バス停で隠れるシーンで補完したつもりかも知れないがそれじゃ浅い。
総じて書くなら、せっかくの原作の良さが脚本と演出で出しきれなかったと評価する。星空をバックにした伊咲のシーンは違和感が大き過ぎた。心象風景として描きたかったのだろうという意図は汲めたが、もうちょいシームレスに出来ないかな?ライティングがうるさい。
もうちょっと何とかならなかったかな。。。
【アニメ最終回を観て】
アニメの方が比べるのが失礼だと感じるほど良かった。
映画はなんで時間が無いのに不要なシーンをあんなにたくさん入れたのか?
説明的に出てくるでんでん、そんなの要らないし主役の2人に任せれる内容。萩原聖人も要らない。時間の無駄遣いが多い。前述の通り空気や雰囲気を描く時間を削ってまで伊咲が倒れるシーンを挟むとか、そこまでしないと描けないと思ったか?主役2人は才能豊かな良い役者だと思う。監督と脚本はそれを信頼して映画制作をすべきだったのでは無いだろうか?
森七菜さんの曲伊咲再現度がすごい
公開から一週間しか経ってないのに、既に一日一回の上映になってしまっていた。席もほとんど埋まっておらず、館内に座っていたのは数人のみ。貸切に近い状態での鑑賞でした。
私は原作、アニメともに閲覧済みで映画館に足を運んだのですが、正直言ってさほど期待はしていませんでした。原作六巻分、アニメ十三話分を二時間に詰め込むなんて絶対無理でしょ、原作の感動エピソードがペラっペラにスライスされて、ただつなぎ合わされたような映画になってんじゃないの?森七菜ちゃんさえ出しとけば、とりあえず形になるってか。そんな疑いの気持ちで映画を鑑賞した自分は地獄に堕ちるべき人間かもしれません。今ではこの作品の関係者に謝罪したい気持ちでいっぱいです。
はっきり言ってこれは結構な名作です。この映画が人々の目に触れることなく、大コケ扱いされるのは勿体なさすぎる。二週間ほど前に見た『怪物』と比べたって遜色はない。
勿論、気に入らない部分もあるし、尺の短さゆえに無理やり詰め込んだ感がないわけじゃない。しかしながら、原作素材を巧みにスクラップ&ビルドした脚本は、すごく練り込まれた感があって感心したし、新しい角度から深掘られている部分もあって、かなり味わい深いものになっていた。原作ファンでも間違いなく楽しめます。
そして何より主役の二人が良かった。ガンタ&イサキの再現度の高いこと高いこと。特に森七菜さんの演技がやばい。あのセリフの間の取り方は、原作でもアニメでも表現できてなかったことで、君ソムの新たな味わい方を生み出したとさえ言えると思う。
ここからこの映画が逆転大ヒットになることはないと思いますが、見ようか迷ってる人がいれば是非映画館に足を運んで欲しいです。多分、後悔しないでしょう。原作、アニメ未視聴でも問題なし。問題なく楽しめます。
スタッフの皆さんは大変良い仕事をしてくれたと思います。素敵な映画を世に出してくれたことに感謝です。
寝不足でも肌ツヤツヤ
青春だね。
現実の青春に砂糖とレモン増し増し増しの甘酸っぱさや。
途中ちょっと「世界の中心で…(ドラマ版)」を連想。
ゲーセンのパイセンは大分アニメ的なキャラだったね…
一番大事なとこの星空のシーンが合成丸出しで、「そこ合成かよ」と小声で突っ込まずにはいられなかった。残念。
天文台一切使わないのね!
田畑さんとモリモリのシーンは良かった(;_;)
佳作!
美しい風景と星空が印象的な心が暖まる邦画。 本年度ベスト!
森七菜さん目当て。
まだまだ高校生の役もイケる感じ(笑)
不眠症の男女二人の高校生の健全なラブストーリーって感じ。
泣けるシーンは無かったけど心が暖まる作品だった印象。
不眠症で寝る事が出来ない二人が、学校の天文台で昼寝をする事からお互い不眠症で悩んでいる事を知る展開。
その天文台を昼寝が自由に出来る場所に使う為、廃部となった天文部を復活させ、2人が美しい星空に目覚めて行く感じ。
美しい星空は作り物って感じでリアルな星空を映像で見たかった。
森七菜さん演じる曲(まがり)伊咲。
身体に不具合がある事を引き摺って生活している事を同級生の丸太が知り、2人の距離が近づいて行く感じが良かった。
2人がサッカーボールやバレーボールが顔にぶつかるそそっかしい感じに笑える。
天文学部の顧問、桜井ユキさん演じる倉敷先生が優しくてポイント高め。
天文学部のOGで、ゲーセンの店長の白石役の萩原みのりさんの金髪姿が美しい(笑)
でんでんさんの歴史資料館の館長が名ゼリフを連発。
生きた証として「自分が言った言葉を忘れても相手はずっと覚えてる」みたいな言葉が心に残る。
クラスメイトの皆も良い人ばかり。
美術部が作るポスターの完成度が高め(笑)
丸太を演じた奥平大兼さん。
ノーマークだったけど意外にも彼の出演作を観ていてビックリ(笑)
特別驚く様な展開は無かったけど、登場人物が皆さん良い人ばかりの作品で観ていて心地好い。
エンドロールの画像のほのぼの感もとても良かった。
以前、お台場でテレビドラマの撮影中の森七菜さんを発見。
カメラが回って無いのにテンション高めで元気な姿が印象に残ってて、その時からファンになりました( ´∀`)
案外王道
ドキドキする。あと天の川に色は付けんでくれ、不純だ。
たまたまアニメの初回を見た。面白かったのでその後2~3回見た頃に実写映画化されたのを知った。映画は絶対見ようと思ってアニメを最終回まで見るつもりが結局その後は一回も見ないで終わってしまった。
追記:きのう(7/3(月)24時)アニメ最終回を見た。ラッキー。先週終わってしまったと思っていた。危うく寝てしまうとこだった。
森七菜はホントにマガリそのもの。ソックリで驚いた。
夜眠れなくて、昼間は眠いし頭イタくて不機嫌という同じ悩みの2人が出会い、天文台を秘密基地(寝床)に使っていい代わりに天文部を作ることになる。もう青春ラブストーリーそのものだ。2人の距離が少しづつ近付いていくところがよい。
夜家をこっそり抜け出して散歩中、警官に見つからないように隠れてドキドキする場面がいい。曲が中見の背中に顔をつけて、中見のドキドキと自分のドキドキを聞く。もちろん映画見てるこっちもドキドキ。
「おい中見、警官から隠れることに気を取られて気が付かなかったみたいだけど、彼女いない男子高校生にとって結構オイシイ状況だったぞ」。
この時はまだ曲の心臓の病気の話は出てないし、アニメでは曲は水泳部と兼任の元気娘だ。僕もアニメは3回しか見てないから、曲の心臓の病気の話は映画で初めて知った。だけど今思うと曲が聞く心臓のドキドキは命のドキドキそのものだ。
そのあと星空観望会が雨で流れて中見は落ち込む。そんな中見を曲が励まし慰める場面がある。さっきと同じ場所だったかもしれない。曲は自分の病気のことと眠れない理由を打ち明け中見の顔を自分の胸に抱き寄せる。もちろん3人ともドキドキだ。(3人:曲、中見、ボク)
「オ~ィ中見ぃ~、うらやましいぞぉ」
「不純だ」 by 白丸先輩。
合宿に曲の両親が迎えに来た時、曲が体調をくずす。検査で入院の可能性もでる。曲の両親が中見を非難して怒るのは当然なのだが、僕は少しよく分からなかった。
曲の病状が悪化したのは中見のせいではないし、曲のせいでも姉のせいでもない。一晩中起きているのは毎日のことだし、遺跡への行き帰りもバスだからたくさん歩いたわけではない。薬を飲まなかったわけでもない。
僕が曲と中見の二人の立場(高校生の立場)なら、親たちの言ってることなんて、うるせえだけだ。それと同時に曲的には、「うるさいけど親は自分を心配してくれてるんだからな」とは思う。
僕が親の立場だったら「合宿なんか行ったからこうなったんだ」と言いたくなる。病状が悪化したのは合宿行ったのと関係ないと頭では分かっていてもだ。親も聖人君子じゃないし万能ではない。
観客の立場としては、なんかよく分からない展開だと思った。曲の両親の「大変なことになったらどうするんだ?」の「大変なこと」が分からなかった。 「不純」なことして妊娠でもしたら大変なのか、それとも「不純」なことすると心臓がバクバクしちゃって病状が悪化するかもしれなくて大変なのか?よく分からなかった。僕は娘がいないけど、よくテレビで娘を持った芸能人(男)が「俺の娘に近付くヤロウ(害虫)はコロス」なんて言ってるのと同じなのだろうか? 中見君に責任はないと思うけど近付いてほしくないのだろう
それから、せっかく天文部設定なんだから美しい星空をもっといっぱい見たかった。映画館のスクリーンに映し出される星空は原作漫画の星空とはまた違ったものになるだろう。
あと、ナントカ遺跡の色付きの天の川はガッカリ。色付きの天の川なんて肉眼で見れるわけなく、一瞬白い雲かなって思ってから、ああ、天の川かってなるのがパターン。
エンドロール後のオマケ映像が良かった。
その後、曲と中見がどうなるか気になったが、オマケ映像で、「ついでに中見も」。「ついでってなんだよ」とか言ってじゃれあって幸せいっぱいの2人を見てホッとした。こちらも幸せな気分になった。
アニメの実写化は駆け足で飛ばしちゃうから同じ2人でドラマ化してほしいものだ。
あまりにも青春すぎる
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