アブラカダブラ 魔法の箱のレビュー・感想・評価
全1件を表示
種明かし無し?
クリックして本文を読む
まさにタイトル通り、マジックの小道具の筈の木箱に入った人や物が消えてしまう。マジシャンは消えた少年と母親を探すべく木箱の持ち主の父親の足跡をたどる旅に出ます。
アブラカダブラとは手品の呪文でお馴染み、メソポタミアのアラム語のavada kedavraが語源らしいが意味は「消えろ」らしい。
冒頭で流れるオルゴール、手品ショーでは「ツアラストラはかく語りき」が流れるが主人公は大げさ過ぎないかといじっていました、そのほか、意味不明の不協和音など奇抜な映画音楽、映像でもゼンマイのついた玩具の飛行機や車が出てきて移動シーンを見せていました、昔のアメリカ映画の移動シーンへのオマージュの様にも見えますが、子供への受け狙いかも。
マジックを魔法と結びつけるなんてアイデアは子供じみていて馬鹿馬鹿しいのだが、次々に起こる不可解な出来事や妙な人物につられて最後まで愉しめました、単なる木箱にしか見えませんがこんなもので映画を一本撮ってしまうのだから不思議な映画です、インドネシアの人の純朴さなのでしょうかね。結局、映画でも種明かしはありませんでした、気にはなりますが手品映画なので仕方ありませんね。壊した筈なのにもう一箱出てきましたね、続編狙いなのでしょうか、気になります。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示