「良くも悪くもテレビドラマそのまんまでした」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くもテレビドラマそのまんまでした
この映画が始まった瞬間から、テレビのまんま!という印象で、まぁ予想はしていたとはいえ、一応映画という媒体だという意識で観賞しに来ているわけだから、多少の不安・・・結構長いし尺だし大丈夫か!?と思ったけれども、杞憂でした。
こんなにも単純明快で、現実離れしているのに、なんでこんなにも感動してしまうんだろう。展開も見え見えで、お涙頂戴丸出しのこんな作品に、なんで号泣してしまうのだろう。正直、何度も苦笑、しかしその次には心がぐわんぐわん動かされてしまう始末。ドラマを知っているから尚更感情をくすぐられてしまうのですが、映画だからってドラマの流れを出し惜しみするようなことなど一切せず、むしろお前らドラマ見ているから来ているんだろう?的なノリが実に潔くて、あれこれ余計なことを考える間もなくひたすらテンポの良い映像を見せつけられるので、質とかそんなのどうでもいいくらいに作品の中にどっぷりと浸ってしまいました。
こんな映画はっきり言って認めたくないし、こういった種の作品も増えて欲しくないと思ってはいるのだけれど、この映画はめっちゃ面白いし、ここまで分かりやすくシンプルに感動してしまうこの作品は、結構凄いのかも・・・と思ってしまいました。
自分の中では、そこまでキャストへの思いが具体的にわき上がっていたかどうかは分かりませんが、確かに、これまで培ってきた流れや時間をしっかりと感じたしそれ故のカタルシスは絶大だった気がしますねー
ドラマ見て来たんだろ!!ってコメントいいですね。
ドラマの映像使っても観客は誰も気にしない。
いや、むしろ安心する。
そんな作り方でしたよね。
ヒナ先生立派になったよな~
なつめさんも意思強いよな~
徳丸君も単なるオタクじゃないよな~