「期待していたほどではなかった、構成的にツッコミも多く」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 ryuさんの映画レビュー(感想・評価)
期待していたほどではなかった、構成的にツッコミも多く
クリックして本文を読む
ドラマを見ずに、高評価につられ鑑賞。
ベターなつくりではあって展開も裏切るところはなかったんですけど個人的にはノレる茶番ではありませんでした。
ところどころしんどい描写もあり(負傷した消防隊がいきなり立ち上がったり、死にそうになったところで妹の声がおりてきたり、地方自治体の救護車両がこぞって助けに来たり、あからさまなザ悪党感ですぎで浮いていた大臣の存在など)みていて集中できなかった。
また喜多見と嫁のいざこざの伏線は特に回収されることはなく強引にハッピーエンドとなっていたりもした。
YOKOHAMAMERとの対立も音羽の特別性のない簡単な一声で鴨居の気持ちが変わって終わるなど見ごたえはなかった。
音羽が助けるくだりはコアシーンになると思いますが、その前に「現場にいってきます」という音羽のシーンでわざわざ登場のフラグをたてる必要は一切なかったように思う。
藤井道人監督の傑作を先日見ていたところもありましたが、構成やセリフなどすべてにおいて稚拙と言わざるを得ないと感じた。
コメントする