「TVドラマは見てなかったが映画は面白かった。予定調和で余りにも都合良すぎるが、上手くいく度に「ヨシ」とこぶしを握りしめて胸熱で盛り上がった。◎」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
TVドラマは見てなかったが映画は面白かった。予定調和で余りにも都合良すぎるが、上手くいく度に「ヨシ」とこぶしを握りしめて胸熱で盛り上がった。◎
冒頭からいきなりクライマックスみたいな展開で一気に盛り上がる。5分後「死亡者ゼロ」のセリフで、ドラマ1話見終わったぐらいの満足感(ちょっとオーバーかも)。
東京MERは死者ゼロを目指しているようだが、主人公 鈴木亮平さんの妹を救えなかったことが映画で描かれる。だから、劇場版で鈴木亮平さん、妻の仲里依紗さん、お腹の赤ん坊の3人が死んでしまう衝撃的な展開も物語として有り得ると思った。
もし3人が死んだら「も、ゼッ~タイ納得出来ない」 という非難轟々の嵐になるだろう(とくにドラマ見てた組から)。
しかし、もしや3人が死んじゃうのかと思いながら、ちょっとヒヤヒヤして見ていた。がもちろん、そんなコトにはゼ~ッタイにならず、「ヨシ」と拳を握る。
ところが喜んだのも束の間。今度は千昌(仲里依紗)の心臓マッサージの場面。以前、妹の涼香(佐藤栞里)に心臓マッサージを続ける喜多見チーフ(鈴木亮平)の手を、音羽先生(賀来賢人)が「もうこれ以上は⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅」 と言って止める場面が出る。
うわっ、かんべんしてくれ。そういう展開も有りだが、そういうのは映画版じゃなくてTVドラマのほうでやってくれよ~と思った。その上、心拍数0の場面が長いんだよ。ここまでみんな助かっていたのに、さすがに最後の最後は悲しい結末で、インパクト残して終わるのかよ~。
涼香のときみたいに、音羽先生が 「もうこれ以上は・・・」と言ってしまうんじゃないかと思ってドキドキしちゃったヨ。セーフ。きっと劇場全部が良かった~と胸を撫で下ろしてホッとしたんじゃないかな。ったくヤレヤレだぜぃ ┐(´~`;)┌
こんなに全てが上手く行きすぎて有り得ん展開の映画にツッコミを入れるワケにはいかない。最後は厚生大臣に「ザマーミロ」と思ってスッキリして映画館をあとにする。
2023/5/4(木) A