映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズのレビュー・感想・評価
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総集編8割&解答編1割
なので本来リアルタイムで見ていた人たちには既存の話ばかりでかなり退屈ですし、見ていない人たちには話が飛び飛びすぎて物足りないかなっと。
謎解き要素としては探偵3人 猫(キャバ嬢)、ウサギ(カバ沢信者)、モグラ(田中の消しゴムライバル)の出現により一応ある程度は後出しでも埋めれそうな感じですが、また推測の域を出ない要素が増えてしまったかな?という印象。
三矢の死因の殴打の部分。
白石が山本に襲われた小戸川を助けれた理由。(探偵と繋がりがあった?)
小戸川が助かった理由。
など、結構モヤっとする部分は多いかもしれません。
小戸川が助かった理由は複数考えられますが、事件のシーンではタクシーに駆け寄る人などは居なかったのでやっぱりもやっとはしますよね。
キリン(長嶋)が襲われた様子がなかったので、時系列的には聞き込みが24日、10億円攻防戦が25日。年越し&小戸川回帰パーティ&ママ傷害事件31日→取調べが正月→小戸川襲撃事件が2日なのかな?という印象。
なのでママの傷害事件も含めて小戸川に事情聴取をしていて、その裏で長嶋と探偵達が連絡を入れたのかな?と。GPSなどからも状況はわかりますしね。
白石さんがボールペンラジオのリスナーという可能性があれば、GPSの位置や会話から助けにきた可能性もありますが。
小戸川が助かったのはどちらかというとそれも含め小戸川自身の幸運のせいなのかな?という気もします。
そもそもボールペンで幸せになったのか、小戸川と関わって幸せになったのかも謎ですしね(笑)
あとはドブのditch-11の件も曖昧には曖昧なままでしたね。ズーデンはかなりの廃課金をしないとランクインできない的な話だったはずなので、ボスへの上納金が減ってたのは課金のせいなのか?とも考えていましたが、あの話はアイコンだけでドブだと判断してたので、できたらその辺りの話は聞きたかったなっと。
解決編とは言いましたが、どちらかというと話しの流れや人間関係の繋がりの話の感じなので更なる謎はまだまだありそうな印象でした。
とりあえず映画を見るとまた1話から追いたくはなりは感じですね(笑)
馬場と二階堂の関係も何やら怪しい気もしますし。
馬場と二階堂の25日の電話も本当にお互いにかけてたか謎ですしね。
尺が足りない
1クールの再構成として違和感は少なく出来上がっているものの、多くの魅力的なシーンがカットされている、テレビの方で明かされていたお守りを受け取っていた人の共通点や、殺しをしない理由など幸運のペンや漠との風呂での交流などバッサリ行っている。
新規のシーンは多いものの、色々なものを捨ててしまっていることに、もったいなさを感じる。
ぜひブルーレイではカットなしで完全版を出してほしく思う。明らかに尺が足りていないのだから。
テレビ版の記憶を1度消して観たくなった
テレビ版を2話から見始めちゃって、「コイツ絶対怪しいじゃん」っていう前フリを押さえないまま完走しちゃって勿体ない思い出があり、映画は映画で知識のある状態で見てるから、最終盤まで本編のふりかえりとして見ちゃったのがやっぱり勿体なかった。
素晴らしい群像劇だから、記憶なくしてもう一度見たい作品です。
ただ、結局のところ喫茶店なんかで聞き取りをしていた人達の目的が何だったのかは分からずじまいでした。
確かに総集編だったけど
多分総集編に近いんだろうなと思いながら公開初日から足を運び、観ましたが確かに総集編でした。
完全な最新作を期待していた人、映画のために本編を全部見返した人にとっては期待はずれだったと思います。
私としては最初からそんな気がしていたので、そこまで残念には感じませんでした。その予感を信じて、本編は1話しか見返しませんでしたし。
ただそれでももう少しひと捻り、違う展開、予想外のものを詰めて欲しかったなとやはり思います。
そもそも本編だけで完成されている作品なので、あのまま曖昧に終わらせるべきだった気がします。映画化して1つの真実(エンド)に収束させる必要はないように思いました。
それでもこの作品が大好きなことには変わりはないので、そこまで酷評する気にもなれず。
最後に、初見の方には絶対オススメ出来ません。
本編を観てもなお、オッドタクシーを味わいたい人が観に行くのがいいでしょう。
初見でした
ガチファンぽい観客でほぼほぼ満席の映画館の中、初見でした私🙋🏼
ストーリーから登場人物の『外見』まで幾重にも張り巡らされた伏線とその回収の手際が鮮やか過ぎる。微妙に謎は残したものの、十分に第一級のミステリーと呼べる内容
アルパカさんが可愛い
繋がりに欠け、時間が長すぎる。テレビ版知ってる人向けと思った。
タクシー運転手のセイウチ、看護師のアルパカまでは良かった。
しかし「点と点」だけで、現金強奪や練馬女子高生のくだりが全く理解できなかった。
とにかく1時間経過以降がウンザリするほど長かった。
7割くらいの入りで健闘しているが
とにかく2つの犯罪行為の意味がわからない。
漫才師も警察官も半グレもアイドルも全然繋がらない。
とにかくストーリーはもっとわかりやすく。
時間は30分以上余計に感じた。
もう、何度時計見たことか!
ジジイには無理な映画でした。
おちゃらけアニメかと思った…
擬人化された動物達のにぎやかしいアニメかと思ったらシリアスな犯罪劇だった。アニメとシリアスなセリフとトーンに終盤までなかなか入り込めなかったが人情劇までに発展するしっかりした内容に思わず今までの展開を思い返してしまった。うーん、独特なアニメ…。
※本作はアニメ本編を視聴後に鑑賞して下さい。
初めてアニメを視聴完走した時の衝撃が凄かったので今回の映画化は正直不安7割、期待3割といった感じでした。アニメの総集編?あの鳥肌の最終回後は…?
何より公開日がエイプリフールの4/1とのことで、正直騙された気持ちで観に行きました。
まず編集というか劇場版の構成が凄い。アニメ本編の時から作り方が上手いなと思って見ていましたが、総集編というよりは本編の最終回に帰結する形で本編内容を最低限切り貼りし、それをインタビュー形式で表現するといういわばアナザーストーリー的な作り方が観ていて面白かったです。既視感を感じる程度で同じ内容をまた観ているというダルさはあまりありませんでした。
まためちゃくちゃ気になっていた最終回のその後も描かれており、反面こちらはあまり描写が少なかったのが少し残念でした。
ですが結末としてはハッピーエンドだったので個人的には良かったです。
改めて今作は脚本・構成はもちろん、音楽、そして何よりキャストがピッタリハマったのがとても良かったです。
特に主演の花江夏樹さんの普段あまり聴かない低い声と、他の声優さんのリアルで自然な演技、まさかの芸人さんのハマり具合が天才的で改めて素晴らしい作品だと実感しました。
これを機にもっと沢山の人に知ってもらいたいです。
このまま続けば傑作を駄作にしてしまう可能性
アニメ本編に感動して未だに何度も見返しているファンです。
大好きな作品の映画化と聞いてとても楽しみにしていたからこそ鑑賞後の正直な感想を書かせていただきます。
まず、数か月の短い期間(しかもコロナ禍)で作られたと思えない綺麗な作画、本編と同じキャストとスタッフの新たなオッドタクシーの世界をスクリーンの大画面で見ることができて良かったです。鑑賞した回は満席で、オッドタクシーの人気を目で確認できたのも嬉しかったです。
ただ、当然と言えば当然ですがほとんどが既存のシーンなのですでに内容を知っている人にとっては少々退屈。(隣からは寝息が笑。)
そんな人にとっては追加シーンが注目点だったと思うのですが、正直期待していた程の目新しさはなく。。。
何より後日談とエンドロール後に関しては鑑賞前に懸念していた通り蛇足でガッカリしてしまいました。
オッドタクシーを好んでいる人はあのシビアで毒のある世界観を肯定してると思うし、もともと21年春アニメのダークホースと言われていたのですから、ここに来て大衆向けを意識してハッピーエンドにする必要はなかったと思います。
総評としては本編は何度でも見たいけどこの映画は一回見ればお腹いっぱい、です。
上記の通り新規シーンも蛇足と思ってしまったので、あれだけすきだったのに作品自体に対する熱もなんとなく冷めてしまいました笑。
実写での続編を匂わせるラストでしたが見ないだろうな。。。
この映画で、やはりオッドタクシーは本編で完結していたことを再認識できたので、変にスピンオフとか続編を作ったりファン層を広げようとして価値を下げるよりも、この製作陣による新しい作品を見て見たいです。
***追記***
ネットのレビューを見ていると同じ感想を持った人が多くて安心した。
今の時代は公開後に正直な感想がネットで誰でも見られるのだからどうせやるなら姑息なことをせず時間を掛けて初見も既存ファンも楽しめる物を作ってほしかった。
パンフレットや舞台挨拶の様子を読んでいると、制作側の作品への愛よりも「金になるコンテンツだとわかったから終わらせたくない」という思いがにじみ出ている。
初週の動員数が重要だからと特典で釣って無理矢理動員数を稼ごうとしているんですよね。公開前からそれは感じていましたが、映画自体が良ければ何も言うつもりはありませんでした。
樺沢のツイッターを本編放送のはるか前から仕込む程に時間を掛けてこだわった伏線を張っていたことを考えると、話題になったことでここまで変わってしまうのかと残念でならない。
オッドタクシーが「金になる」のは事実ですがそれは本編が完璧だったからです。稼げるからという理由でこんなことを続けていれば本編の傑作の印象すら落としてしまう。
少なくとも自分は制作陣の手によって好きな作品を汚されてしまったと思っている。心底残念だ。
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