「生きるとは?」生きる LIVING ハンバーグさんの映画レビュー(感想・評価)
生きるとは?
クリックして本文を読む
何十年も市役所に勤めた男がある日医者から癌だと告げれる。残りの人生は、あと僅かだと知った。
そんな事から今まで自分が向き合ってこなかった現実と目を向ける事になる。
どの役者のセリフも一つ一つが意味があると感じました。
特に好きなセリフ主人公の言った「私には怒っている暇などない」これは末期癌であるからこそその言葉に重みが伴っている感じしました。
自分がまだまだ死なないとしたら、何の脈絡もない生き方をして、周りからゾンビだとあだ名をつけられる事にも何の抵抗も覚えずに生きていたら?
ゾンビというあだ名自分の余命が僅かだと知ったら逆に残された命は、おまけのようなもの、やるだけやっても後悔する事ないと励ましにも似たようなものに変わっていたと感じました。
この映画がリメイクされ、今の時代に映されているのは時代が変わっても人間的な本質の部分は、いつまでも変わっていないという明確なメッセージなんだと思いました。
コメントする