「予告で損をしているかな、」屋根裏のラジャー romiさんの映画レビュー(感想・評価)
予告で損をしているかな、
映画館で予告が流れたのを見て気になり、ジブリファンでもあるし、イマジナリーフレンドが主役というストーリーも珍しく面白そう、ただ12月は他にも観たいのがたくさんあったので、年が明けてからのんびり観に行こうかなと思っていました。
ところが、各所で大コケだの爆死だのと穏やかでないワードが聞こえてきて、最寄りの映画館でも2週目で回数激減、これはもしかしてすぐに打ち切られてしまうかもしれないという危機感から急いで足を運びました。
結果、普通に面白かったです。ジブリというか宮崎映画を念頭に観たらもちろん求心力弱いですが、映像のクオリティにしてもストーリーにしても、大コケするほど酷いものじゃない。
それなのになんで…と残念な気持ち。たぶん、予告があまり一般的に引き込みがなかったかな。イマジナリーフレンドなんて知らない人は多いだろうし、子供ならなおさら。そして予告に使われた映像は、本編のワクワク感やヒリヒリ感、切なさなどは感じられなかった気がします。
予告編のつくりって大事なんだな〜としみじみ…。スタジオのネームバリューが高くないうちは特に。ポノックの次回作も観たいので、何かきっかけを得て盛り返してほしいなあ。
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