2バッドコップスのレビュー・感想・評価
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アイスランドの警官コメディ
原題:Leynilöggaはアイスランド語でおとり捜査官、米国版はCop Secret、警官の秘密って何かと思ったらゲイだった。 訳ありコンビの二人はブッシーとホルダー、ブッシーはアル中で飲酒運転の常習犯で暴力三昧だからバッドだがホルダーは紳士的なので2バッドコップスではありませんね。
何も盗らない銀行強盗の謎は1時間10分ほど待たねばなりません、それまでは時間稼ぎの追いかけっこ、早々に犯人は割れているのでサスペンス感は希薄、犯人たちの真の狙いだけがテンションを繋ぎます。
主人公をゲイに仕立てたのは、単に類似の相棒刑事ものとの差別化の為としか思えないし、笑いも取りたかったのでしょう。
タネが明かされてもよくわかりません、市中銀行にウィルスを仕込んでも政府の中央銀行までセキュリティが脆弱化されるのは何故でしょう、アイスランド固有の事情ですかね。
ウィルスの出所がチャイナタウン、中国らしいところは世相を皮肉っていて面白い、ハードボイルド映画の時代からチャイナタウンは胡散臭い所ってことですかね。
スタジアム爆破は陽動作戦なら本物の爆弾でなくともよいでしょう、確かに見掛けはダイナマイト2本くらいにしか見えませんでしたがね。ファイナルスコアやブラックサンデーなど観客を人質にした緊迫感もと欲張ったのですね。
アクション映画に異質のコメディ要素を盛り込むのはどうなんでしょう、難しいから挑戦したくなるんでしょうかね、個人的にはゲイ・エピソード抜きのシリアスな方が好みです。
物語ではなく、緊迫感を作るためだけの殺し
連続銀行強盗犯を追う二人の刑事の活躍を描く物語。
正直、厳しい評価の映画です。
大きな理由が、殺しによる緊張感の使い方。明らかにストーリーよりも、ただ緊張感・緊迫感を出す為だけの殺し。そんな脈絡のない殺しを見せられるのは不愉快にしか感じません。
また、LGBT。現代社会においてあまり書いてはいけないのかもしれませんが、LGBTカップルがテーマの映画を、私がまだ受け付けない事も厳しい評価の理由の一つです。実社会ではゲイの友人もレズの同僚もいますからLGBTに偏見はないつもりですが、映画としてみたいとは思えません。
この映画では、ただでさえ余り観たくないゲイカップルの恋愛を茶化しながら描かれており、より不愉快に感じました。
ストーリーも脈絡がなくおふざけレベル。アクションも大したことがなく、褒めるところがありません。
私的評価は1にしました。
変則的なアクション映画
アイスランドに型破りな刑事が二人いた。
銀行強盗が連続していたが、何も盗まれてはいなかった。
女子サッカーワールドカップ予選の日に何かが起きる。
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