「灰原を守った毛利探偵・・・格好良い!!」名探偵コナン ハロウィンの花嫁 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
灰原を守った毛利探偵・・・格好良い!!
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ロシアの暗殺者を巡る攻防に巻き込まれたコナンの活躍を描く物語。
新作絶賛上映中ですが、2作前の作品をCS放送を機に鑑賞。コナン映画の中では、中々良く出来た佳作だと思います。
女性人気の高い安室、高木と佐藤の恋物語、そして殉職した松田と爆弾。それらを上手に絡めて物語は進みます。
作画はしっかり。アクションも冒頭からラスト迄、流石の劇場版コナンのクォリティ。サスペンス部分も、納得出来る範囲のもので、ヘリポートでの対峙は緊迫感溢れるものでした。
公安が登場しますが、「ゼロの執行人」のように小難しくなかったのも好感が持てました。
雑・・・というかもう少し設定を作って欲しい個所は幾つかありました。例えば、プラーニャがなぜ村中との結婚を罠に選んだのか?等は、しっかりと煮詰めて欲しいものでした。
また、ラストの道玄坂と宮益坂を使った爆破のアイデアは、流石にやり過ぎ。あれだけの量の爆薬なら、それこそ給水車を何十台と集めなければならない水量になると思います。サッカーボールのトリックと少年探偵団の活躍を無理やり描きたかったのかもしれませんが、流石に現実離れし過ぎていたのが残念。
人込みにヘリを墜落させるような真似をした安室を含めて、やり過ぎたクライマックスにはマイナスを感じてしまいます。
それでも映画全体の高評価は変わらず、私的評価は4にしました。
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