「過大評価感。警備局組のアイドル性で持ってる。子供向けかなあ?」名探偵コナン ハロウィンの花嫁 サラファンZarephath聖処女ヨナさんの映画レビュー(感想・評価)
過大評価感。警備局組のアイドル性で持ってる。子供向けかなあ?
子供の頃からコナンは好きで毎週アニメで見ていました。
映画は久しぶりです。もう10年ぶりかな??
はっきり言うとやはりコナンはマンガ、子供向けなんだなぁと思ってしまいました。
ザバットマン、オッドタクシーと本格的な推理物を今年は見ていたので、コナンを見てしまうとかなり幼稚に感じてしまいました。
どこかで見たことがあるパターンばかり。
いやそれもアニメで散々見たからもういいよと思ってしまう。
例えば佐藤刑事と高木刑事のイチャイチャとか、蘭姉ちゃんと新一の絆とか、いつまでおんなじことやってるんですかと言う感じでした。
・キャラ、派閥が増えすぎ問題
少年探偵団のやり取りも大人になってからすると面白くない、、、いや子供の頃から気恥ずかしかったというか別に楽しくなかったような気がする。
そして毛利のおっちゃんとか園子にしても、白鳥刑事にしてもとりあえず固定ファンがいるから義務で出しときましたみたいな感じがしました。
この人たち登場する意味ないし登場しなくてもよかったじゃんと思ってしまった。
キャラクターがどんどん増えていくんだけど、
どのキャラにも固定ファンがいるのでリストラできない。
だからキャラクターばかりがたくさん登場して一人ひとりの深いバックグラウンドに迫れないと言う悪循環に陥っていると思います。
そして黒の組織にしろ警察学校組にしろ、
コナンシリーズが大人気である以上話を終わらせることができないので結論を先送りです。
もういっそのこと少年探偵団とからん姉ちゃんとか出ない回もあっても良い気がします。
(こんなこと言うとファンに怒られますけど、、、)
そろそろコナンシリーズもリストラが必要なんじゃないでしょうか。
・爆弾が意味不明すぎ
今回の爆弾ですけどご都合主義というか、、。
赤い液体と青い液体が混ざり合うと爆発するらしいんですが、別に簡単に中和剤が作れてしまうと言う。
それならあのロシア人団体の苦労って何だったのって感じです。
そして警視庁警備局警備企画課と言うのは超天才の集団なんですが、だったらなんでロシア人の武装勢力が堂々と東京で活動できてるんだと思いました。
犯人もなんで証拠隠滅のためにわざわざ爆弾にこだわってるのかもわからない。
そもそも渋谷の街を丸ごと核攻撃の様に吹き飛ばす合理性もよく解りません。
まあ、所詮は漫画やアニメだからと言われたらそうなんですけど、、。
・良かった部分
よかった部分ももちろん沢山あります。
やはりアクションはかなりかっこよかった。
あとストーリーのテンポが良くてコナンくんがガンガン話を進めてくれるのもよかったです。
警察も、日本の行政にあるような手続きがどうとか前例がどうとか言って、ぐだぐだしてないでガンガン事件解決に前進してくれてよかった。
公安警察も相変わらずカッコいいです。
将来は内閣情報調査室とか、内閣官房副長官別室とか自衛隊情報本部とかその辺も登場させて欲しいです。
哀ちゃんとアユミちゃんのコスプレが可愛かった。
犯人が分かりやすい悪役だったところ。
これもよかったです。