「これはとっても幸運な事じゃないか?」ラッキー・ライフ Ririenさんの映画レビュー(感想・評価)
これはとっても幸運な事じゃないか?
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終始、静かなトーンで演じられる
不自然さのない演技や
穏やかで静かなエピソードと描写に
心を癒されつつも、
ずっと底辺に流れている、静かな中に
不穏さを感じさせる音響や、
死をイメージさせる様々な出来事に
ざわざわと、心が波打つものを感じ、
登場人物たちの一挙手一投足に釘付けになって
見入ってしまいました
淡々とした日常の中に、見え隠れする大小様々な死
それを乗り越えつつ、生き抜いていく人々が綴る毎日
負のイメージは日々、海で波に洗われるように
洗い清められて更新されていく・・・
これはとっても幸運な事じゃないか?
ラッキー・ライフ
ラッキー・ライフ
繰り返されるその言葉は
作家でもある主人公が
自分自身に暗示をかけるがの如く
・・・そういう風に考えたら
毎日がちょっとだけ、生きやすくなるかもね
と、思いました
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