冬薔薇(ふゆそうび)のレビュー・感想・評価
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ここからを描くのが映画でしょう?
2022年劇場鑑賞129本目。 伊藤健太郎主演ということだけの情報で鑑賞。多分事件起こす前に完成してお蔵入りになった作品があったと聞いていたので多分これなんだろうな〜と。 なんとなく生きていて、たまたま知り合いが半グレ集団で、それになんとなく付き合っていたけど放り出されて、その後も人に頼って相手にされなくなって、親は何にも言わないし・・・と書いていても気が滅入ってくるような内容。それであのラストですから、人生なんてそんなものかもしれませんが、それをどうするかを見せるのが映画じゃないんですか?普通の映画の3分の2位の所、起承転で終わるような映画でした。
ラスト近くの路地
ラスト近くの路地で雪の積もるなか、伊藤に近付くつるんでたチンピラの影が近づくほど大きくなるなんて、今年ベストシーン。元ネタの絵画や写真があるのかな。映画では思い付かない。なにか元ネタご存じの方が居ましたらお教えください。 金貸してあんな態度の伊藤なんて、私ならぶちギレるのでは。実際に金貸して態度がデカい人と関係を切ったことがある。 喧嘩で逃げ出すような男なんて、堅気の世界でも笑われる。ましてや粋がったチンピラならその後、誰も彼に付いていかない。この作品でもその態度を見透かした人は彼の元を去る。そんな男に付いていくなんて、伊藤はよっぽど見る目がない。これは痛い目遭わないと気付けないか。と思ったが冒頭から痛い目にあっているか。次は塀の中になってしまうが、それぐらい経験しないと人は学べないのか。
伊藤健太郎と「丸かぶり」が正直で清々しい。複雑で閉塞的なある意味底辺に近い方々の描写が丹念ではあるが冗長では無く、誰でもついていける秀作。
ワシ、秀作、佳作の大安売りで連発してるけれども、広義なのでツッコミは許してくださいね😊。 今回、ワシに異変が・・・🥸 いつも「事後的にキネ旬、作品評価表 図書館で見る」のだけれども、今回は「事前に キネ旬見た。」 時間的に「ロマン・ポランスキー=オフィサー・アンド・スパイ」と時間が重複 どちら観るか迷いに迷った。 でも「キネ旬」の評価は概ね「冬薔薇」に軍配。あるあるこういう親子、父親そこらへんに・・・向き合うことは重要。 受け売りだけれども「超大物スター監督の悪い話し、良くない行為 VS 鼻垂れ若造の失態、愚劣」 でもこの作品、曇天がよく似合う、雪の中の薔薇に相応しい「現実味のある」作品。 人間関係は複雑で丹念に見せてくるけども、間伸びやしつこさのないテンポの良い作品。 登場人物の「こころのひだ、人情、邪悪、怠惰な心」を味わえる。 ちょっと「半グレの捜査力は非現実的」だけれども ちっぽけな小市民のダメダメさ、良さが身に染みる。 ロマン・ポランスキーの話に戻ると・・やっぱり基本ミーハー(死語)なワシはキネ旬に流された。 人間ドラマVS歴史物 と言う大きな違いはあれど、ロマン・・の鑑賞は消えた。 時代的に面白く無いし、こんなの世界史の授業では山川の世界史レベルでは触れることない地味な事件 そもそも歴史の勉強というのは「個々の細かい事象を追うのでは無く、大きな流れを掴んで将来に生かす」のだから よって、急旋回、本作を鑑賞。 答えは大正解。半グレ描写が超ムカつく💢😤のが玉に瑕ではありますが 半グレ=反社会的・・・は置いといて 伊藤健太郎演ずる青年の「高校中退、専門学校サボりまくり、かといって弁護士の女を騙して ヒモ状態で働かず、家業にもソッポ向く」無気力・ダメダメ加減の一部「自分にも思い当たる」感じ。 相手が敵視してるのに気づかず、就職先の斡旋当てにする腑抜けぶり 小林薫、余貴美子演ずる両親も、伊藤健太郎の主人公も「疲れ果てて・・自身、周囲に向き合うことを回避」 する、現実感、思い当たる感、閉塞感が「正直な人間描写で良い」 真木蔵人、老けたなぁ。伊武雅刀、石橋蓮司らと好演。 賄い食が「エビのない」焼きそば(チャーハン)、オニギリ&湯豆腐みたいの、カレーライス、 石橋蓮司と「酒🍶+あられせんべい🍘」、夫婦でパスタ+スーパードライビール🍺の小さいの 何故か?郷愁をそそる。エビの入ったちらし寿司🦐も観てみたい。 事前の無料リーフレット「このサイトにも表示されている」第十八・・丸の土砂運搬船が「長崎の壱岐」と 船体表示なのに、劇中では「横須賀」表示、撮影時期の問題だろけど、この船の所有者が九州から関東に出てきたのと なんらかの関連??(有料パンフの受け売りだけれども、「船の名前 住吉丸→渡口丸で変わっている不思議・・・
救いのない物語を延々と見せられて
クズであることを親のせいにする主人公の淳、クズな息子を注意できない両親。この設定であのラストを見せられて、正直ゲンナリした。伊藤健太郎が素のまま演じるために企画したのではと勘ぐってしまう。 河合優実、小林薫、余貴美子のすばらしい演技が、救いのない物語にスポイルされてしまう。 3度目の『ハケンアニメ』を見ておけばよかった。そんなことを思ってしまう作品でございました。
伊藤健太郎を応援している
伊藤健太郎復活作品ですね。第三者目線で言えば、よく主演で映画作れるなと。 芸能人には甘いとか言うけど、役者が1度の失敗で復活できない職業だったら、そんなもったいないことはない。私の周りの友人や知り合いで、同じことをして復活できない仕事は、、、警察官と政治家くらいかな?公務員や先生は復活出来そう。普通の会社員も。 当時はニュースやコメント欄では散々な言われようでしたが、どこまで本当なのか、全てはそのまま信じられません。 嫌な人は観なければ良いので、映画から復活は良いと思います。コントとかはもう出来ないかと。 もともと伊藤健太郎は良い役者で、ちょっとオラオラ系なので、生意気に見えるところもありますが。 私は伊藤健太郎が出てるのでこの映画を観ました。 応援している人もたくさんいることを知って欲しい。 映画としては、ちょっと切ない話でした。伊藤健太郎の役が本当にクズなのだけど、周りの人もちょっとダメなところがあって、終わりかたもちょっと嫌な感じ。切ないけど。 こんなクズが近くにいなら嫌だな、、ほんとに。 共感は出来ないかな、、でもそういう映画なのでしょう。 どうしても、「やっぱりこういう役しか出来ないのか、、、」と思ってしまうので、映画に入り込めない。 そりゃ、好青年やヒーロー役はまだ出来ないか。 ただ、監督初めスタッフや、小林薫初め大先輩俳優陣が、躓いている伊藤健太郎を応援しているようで、ちょっと嬉しい。
?
最後まで寝ずに見られたが なんともよく分からない映画。 登場人物たちにも共感できないし 主人公にも魅力が無い。ただクズな男。 この人は何? どういう関係? 何があった? 大体分からない。 ファッションの学校に通って居そうとも思えない見た目の 坊主でやたら片耳にピアスしたクラスメイトも「?」 従兄弟の絡みあたりから物語が動き出すかと思ったけど 結局尻すぼみ…… 何がしたかったんだ?
令和なのか?昭和設定なら。。。
自業自得で筋の通らない輩。。。展開に希望が見出だせたなら救いがあるが、、、どうしょうもない感じが。。。 復帰作ならプラスな展開で男義や正義が観たかったかな😅 小林薫と余貴美子は味あるなぁ
胸がざわざわする映画
監督オリジナル脚本。見ている間、胸がざわざわしていました。いわゆる見てスッキリする作品てはありません。 冬の雲が覆った、どんよりとした空。その下で生活する登場人物たちは、誰もが殻に閉じこもってもがいているよう。特に主人公の不器用さは見ていて辛い。簡単な救いの手は差しのべられず、もがき続け、それでも生きていく。 最初とラストのアップに注目して見て欲しい。この表情を出した伊藤健太郎と、引き出した監督に感謝。年を重ねた小林薫や周りのおじさまたちが素敵。母親役の余も、ホントにうまい。こういった思考から抜け出せない心情がわかりすぎて痛い。
伊藤健太郎
もったいないね、いい映画です 冬薔薇… 私は推します! 話は反れますが、六本木クラスの主演何事も無かったら伊藤健太郎がよかった 若いけど、基本的に演技上手いし、一重のキリッとした顔立ち的にも、体格も睨みも彼が合ってた
何事にも理由がある
横須賀の港町で海運業を営む両親のもと、高校を中退し服飾系のデザイン学校に席を起きつつ、ごんたくれな生活を送っている男の話。 ヤクザにもなれないチンピラを筆頭にしたグループの三下で、喧嘩に参戦するもケガをして病院送りになった主人公が、グループを離れても尚、ダラダラ暮らす様をみせていく。 両親や年配の船員達と叔父さんと、みんな自分には興味がない? 友人や従兄弟に対しても不義理だし、自己中でほっとけ!とかいうクセに構ってちゃんな主人公。 何の根拠もなくプライ ドと自己評価は高い典型的なダメなヤツですね…そりゃあ折角のATMも失いますよ。 同年代の人がみたら、少しは魅力があったり共感出来たりするんですかね…。 そんなクソッぷりを大きなエピソードもなくひたすらみせられている割には、みていられるのはテンポの良さと脚本の上手さなんでしょうか。 そして従兄弟の本性からの流れは中々盛り上がったけれど、そこに主人公はあまり絡まず。 そしてそして結局、最後まで中途半端なままで終わりって…主人公に関しては何の波も結末も無いような。 面白かったのにこれじゃあいくらなんでも締まらなさ過ぎた。
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