「せめて救いを」冬薔薇(ふゆそうび) よっちゃんイカさんの映画レビュー(感想・評価)
せめて救いを
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主人公は口だけ達者で何もできない、どうしようもない堕落したやつである。
が、この主人公に僕は非常に共感した。
こんなことをしたい、あんなことをしたいとは思っても努力できないそんな人は現代にも一定数いるように思う。
だからこそラストの結末に救いが欲しかった。
もちろんそんな救いを求めるのも甘いのだろうが、それでも希望が欲しかった。
健太郎さんの演技も多少ブランクを感じるところもあるものの陰の具合が素晴らしかった。
小林薫さんや伊武さんや石橋さんといった素晴らしいレジェンドに支えられて主演で復帰できるとは素晴らしく幸せ者だと思った。
やった事は許されない事だが、素晴らしい素質を持っているのでしっかり反省してこれからの芸能界でも活躍してもらいたい。
他の演者も皆さん素晴らしい演技だった
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