「ラスト近くの路地」冬薔薇(ふゆそうび) タカシさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト近くの路地
ラスト近くの路地で雪の積もるなか、伊藤に近付くつるんでたチンピラの影が近づくほど大きくなるなんて、今年ベストシーン。元ネタの絵画や写真があるのかな。映画では思い付かない。なにか元ネタご存じの方が居ましたらお教えください。
金貸してあんな態度の伊藤なんて、私ならぶちギレるのでは。実際に金貸して態度がデカい人と関係を切ったことがある。
喧嘩で逃げ出すような男なんて、堅気の世界でも笑われる。ましてや粋がったチンピラならその後、誰も彼に付いていかない。この作品でもその態度を見透かした人は彼の元を去る。そんな男に付いていくなんて、伊藤はよっぽど見る目がない。これは痛い目遭わないと気付けないか。と思ったが冒頭から痛い目にあっているか。次は塀の中になってしまうが、それぐらい経験しないと人は学べないのか。
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