「バズの話にする必要性があったのか」バズ・ライトイヤー さうすぽー。さんの映画レビュー(感想・評価)
バズの話にする必要性があったのか
タイトルの通りです。これ、バズの話にする必要性あります?
トイ・ストーリーに登場するバズ・ライトイヤーの一応スピンオフ作品。
かといって決して前日譚というわけでもなく、ウッディ達との世界にどう関連あるかもわからない作品になっているのが正直な所です。
ストーリーは宇宙の未開拓の星に不時着する所から話が始まる王道のSF作品ですが、ほぼ「インターステラー」や同じピクサーの「ウォーリー」とパクりに近いです。
(ちなみに同性愛の描写についての論争はどうでもいいので触れません)
そのインターステラー要素ですが、
バズがそこから何十年も同じ事を繰り返して今さら計画が変更させるくらいなら、何で途中で誰もバズを止めなかったの?
主要人物のイジー達が出始めてからは少し面白くなったのですが、そこで描かれてるテーマも決して悪いものではないです。
ただ、他のピクサーやディズニーアニメ作品で何度も描かれていたので正直真新しさが感じられません。
あと後半にようやくザークが登場するのですが、その正体やそこに描かれてるテーマについてはネタバレになってしまうので省きます。
ここまでボロクソに書いてしまってますが、映像自体は相変わらず美しいし、迫力があります。特に宇宙飛行時のワープシーンは圧巻でした。
あと各キャラクターの表情は過去作と比べても更に良くなっている気がしました。
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