ホリック xxxHOLiCのレビュー・感想・評価
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映像は美しかった
柴咲コウさんは妖しく美しくて、背景の映像も綺麗でした。神木くん、松村くん、玉城さん、皆さん熱演だったし雰囲気もあっていた。
ただ、内容がよくわからないし、能力もよくわからなかった。吉岡さん、磯村くんペアも佇まいはよかったけど何がしたかったのか?が分からなかった。
現作をよんだら深い理解は出来るんだろうか?
柴咲コウさんの「たとえ現実は変わらないでも、見る角度が変われば人生がかわる」みたいなセリフは印象的でした。演者のファンが愛でるにはよい映画だし、
エンドロールのセカオワのhabitはやっぱりよかった。
ブラックファンタジー
あやかしとは妖怪のことだが映画では黒煙のような妖気、人類は古来より人智を超えた不幸、災禍などは悪行のたたりとか妖怪のせいにしてきましたが21世紀の今日でも人の弱みに付け込む妙な占いや邪教の類が後を絶たないのはどうしたことでしょう。本作もそれに乗った寓話もどきですから多少醒めた目で観てしまいました。
それにしても高校生の癖に料理上手、魔女の胃袋をつかむというプロットは奇抜ですね、ハリポタのような魔法合戦や妖怪戦争のようなアクションも多少は期待していたのですが哲学めいた抽象的な話に寄せているので派手さはありません。
まあ、作家性の強い蜷川実花さんが描くブラックファンタジーですから内容よりもビジュアルな表現、世界観が見どころなのでしょう、最近も庭園美術館で「瞬く光の庭」と題した個展を開いていましたが本作でも美しい庭園美が愉しめます。
美の暴力とはこのこと…?
原作・アニメ・ドラマ共に未読、未視聴。
xxxHOLiC好きな友人に誘われ視聴。
ストーリーはなんとなく、程度で観てみたところ…。
美の暴力ってこういうことなの?と、思うくらいキャストさんの美しさたるや。
(使い方合ってるのか不明笑)
神木隆之介さんや柴咲コウさんは予想通りの美しさだったけども、他のキャストさんの美しさは想像以上でした。
特に男性陣。
松村北斗さんと磯村勇斗さん…。
予想していなかった分、好みがドンピシャ過ぎました。
またなんといっても、
女郎蜘蛛役の吉岡里帆さん…!!!
最初全く吉岡里帆さんと気付かず、お顔がアップになってやっと気付くという笑
見えない目撃者での演技とは全く違って驚きつつ、楽しませてもらいました。
あとは、さすが蜷川実花監督というくらいの鮮やかさ。
色彩の多彩さはさすがとしか言い様がないですね。
ストーリーはどうしても駆け足になってしまうところがありちょっと残念ですがけっこう楽しめました。
がっかり
四月一日も百目鬼も侑子さんもピッタリなのに!女郎蜘蛛も頑張ったのに、ひまわりちゃん、ないわ。脚本もないわ。
原作が大好きなので、わくわくしていったのに、とにかく詰め込みすぎ。なぜ四月一日が侑子さんに惹かれていったのか、など描写が不足。オープニングもちゃんと(?)車に轢かれてほしかった。無理やり出した座敷童、猫娘など、もったいない。とにかく残念すぎた。
圧倒的ビジュアル
ただただ、美しい。
特にミセの前にある、たくさんの藤の花は圧巻でした。
個人的にはSixTONESの松村北斗さん目当てで行きました。思ったよりセリフは少なかったですが、映画館であのイケボを聞けるので、損はないと思います。(いい声過ぎて、1人だけ吹き替えかな?と思うほどでした)
あとは吉岡里帆さんのエロ可愛い衣装!
ずっと見ていたい!もっと出ていて欲しかったです。磯村勇斗さんも、もっと出番あったらよかったなぁ。
終盤、ストーリーがすっ飛んだなという印象はありましたが、いいんです。
綺麗なものたくさん見たから。美男美女たくさん見たから。もうお腹いっぱいです。
映像美は言わずもがな、思ってたより面白かった
原作漫画が気になっていたので、とりあえず概要を見るつもりで見に行った。漫画やアニメの実写化というとマイナスなイメージしかないが、原作を見ていないので逆に新鮮な気持ちで見ることが出来た。
侑子さんの服が細かく毎回変わっている所や、部屋の装飾等見ていて飽きなかった。
話自体もサクサク進み、とても良かった。原作漫画も見たいと思う。
侑子さんかわいい。
舞台を観ている感じでした
個人的に、舞台ぽくてちょっと抵抗感ありました
1番感動したのは神木隆之介さんのアフレコの上手さ
他の俳優さんはアフレコだとすぐわかるのに
神木さんが上手すぎて一瞬混乱
さすが経験値が高い。横顔もかっこいい。
内容的には原作ファンが見る用、な気がしました
頭と終わりは原作寄りだけれど
初見さんだと四月一日の気持ちに共感できなさそうなスピード感で話が進みました
蜷川さんの色使いは好きなので、
侑子さんの衣装や世界観、とても相性が良いと思いました。
アヤカシのグロテスクさよりも、
人が演じているからか、エロさがちょっと生々しくて
困りました(笑)
CLAMP作品は色気はあってもエロくはない
白い肌に血が流れても美しく切ない
アニメも面白かったけど
原作の美しさが恋しくなり、また読みたくなりました
見どころは屋敷のセットだけ
アニメも実写ドラマも見たことがあり、作品の背景は理解しているのですが、話の進め方が乱暴で全く作品に入り込めませんでした。
侑子の屋敷は美術として一番の見どころなのでしょうが、BGMが仰々しくて幻想的な雰囲気が台無し。
女郎蜘蛛は露出の多い衣装で頑張ってくれたのですが、セクシーさをほとんど感じませんでした。女性監督という事ですが、この辺りは男目線には敵わないのかなと思います。
良いキャストやスタッフが集まっていたと思いますが、いろいろギクシャクしていて残念というほかありません。
映像美を楽しむ作品
映像美はさすがの一言でした。
鮮やかな色彩が織りなす艶っぽい映像は、摩訶不思議な出来事や人物が登場する作品とマッチしており、上映中ずっと映像に惹きつけられていました。
原作が持っていたコミカルな雰囲気は、この映像の方向性に合わせて拝されており、陰鬱な雰囲気が強くなっています。
しかしながら脚本が雑な印象を受けました。
冒頭の四月一日のアヤカシが視えなくなるようになりないという願いや女郎蜘蛛の美味しくなったらという発言が放置されていたり(美味しくなるのが原作では重要なポイントなので、明確に答え合わせがなされなかったのが残念)、会話が完結する前にカットが変わるなど切り替えが乱暴、登場人物たちがなぜそのような行動を取ったのか理由が不明など気になる点が多々。
四月一日はアヤカシが視えるせいで身近な人を傷つけてしまったという過去から、自分を愛せず他人と距離を置くキャラとして描かれています。自分で作った料理を食べるようになって自己肯定感があがってきたという描写はありますがその過程は描かれず、他人との距離についても強引に関わってくるミセのメンバーはともかく、ひまわりと百目鬼に関しては距離の詰め方が無理やり感があります。またふたりを呼ぶときもいきなり「ひまわりちゃん」と「百目鬼」で名前呼びと呼び捨てで、これまた無理矢理感がある。
また作中で何度か彼の自己犠牲が描かれていますが、百目鬼に対しての自分のせいで他人が傷つくのは嫌だったというのは理解できますが、ひまわりに対しての動機は、どうしてそこに至ったのか腑に落ちない。
ひまわりに関しても、他人と距離を置こうとするのに四月一日に自ら接近していたり矛盾がある。
ラストで四月一日がミセを継ぐことを選びますが、作品全体を通して侑子との関係やミセでの出来事を重点的に描いていないので、いまいち説得力がないなと思いました。
舞台版のホリックでは、映画と同じように長くはない尺でしたが、
オリジナル要素を加えつつもストーリー展開に無理はなく、小気味よい脚本でした。
映像がよく、また短尺でもまとまりのあるストーリーができるのを知っているだけに
ただただ脚本が残念だなと感じる1本でした。
観ていて非常に心地良い作品でした
原作は読んだことがなかったのですが、蜷川実花さんの作品という事で観てきました。
大変贅沢な時間でした。
細部まで作り込まれた美術セットや華やかな色彩で、観ていて大変心地良いものでした。
物語はシンプルで、キャラクター像もわかりやすく、内容もスッと入って来ました。一番不思議な存在である「侑子」さんが最後にどうなってしまうのだろうかとドキドキしていましたが、そうまとめたかぁ、と期待を超えてくれました。原作も読んでみたくなりました(全くのオリジナル脚本なのかもしれませんが)。ただ、最後の主人公の変化と「百目鬼」が店に住み着くことになったという部分の強引さは少し気になりました。
繰り返し流れるパイプオルガンも、現実と虚構とが入り混じる世界を上手く表現している様に感じました。
漫画の実写映画という事で期待値は低めでしたが、観に行ってみて良かったです。
妖しいミセで働くなら、学生服は脱ぎたい
アヤカシたちの話が愉しめると、かなり期待していたのですが……。
◉失われた筋書き
原作の漫画は読んでいません。
原作は、普通の人には見えない禍々しいものが見えてしまう高校生の四月一日君が、そんな自分の運命に嫌気がさして、死まで決意する。しかし路地裏の「ミセ」に迷い込んで、女主人侑子と出会ったところから、運命が変わっていくと言うストーリーのようです。ミセで働くことになった四月一日君は多くの妖怪や幽霊と出会う。オカルト色の強い、伝奇的ファンタジーとのこと。
しかし映画の制作者は、メインの舞台である「ミセ」を作り込むうちに、その芸術行為に耽溺してしまったように感じました。
ただ美麗な絵が描かれた書割りを作っただけと言うのが、正直な感想。失礼を顧みずに申し上げれば、監督はどちらかと言うと、映画じゃなく写真を撮りたかった。
◉妖怪が足りない、シーンも足りない
主人公が4月1日に閉じ込められる部分がかなりの時間を占めているせいもあり、妖怪や幽霊とのやり取りが話の本筋になっていないと感じました。
プロローグの黒い邪気(実体は見えていない)の後に、2、3体は妖怪を出して、主人公を苦しませないと、筋書きとしてはつまらない。
願い事の代償とか、怖そうに匂わせるだけだし、運命論も頑張れば何とか先が開けると言った当たり前な話に落ち着いてしまう。
シーンも少ない。四月一日君が黒い邪気に追われて街からミセに逃げ込んでからは、ミセ、学校、縁日、神社の4景でほぼ話は完結してしまう。ここは基本、舞台だから止むを得なかったと言うことですね。
ただ、背景に限らず、人物がまとう雰囲気に対しても美的にこだわり抜いた作品と言うのは感じられました。柴咲コウさんの体温不明の美人は素敵だったし、吉岡里帆さんの一瞬、マッチョに見えてしまう暴力的なエロス感! 四月一日君は少し微笑みが多すぎた感じはあります。
ところで、ミセで修行しようと腹を決めた四月一日君ですが、学生服でベッドに寝るのは感覚的に粗雑で、大変に見苦しかったです。異世界感がかなり消えてしまった。
ふわふわとした物語
マンガやアニメは未見での鑑賞。
少年の成長物語。そして自分の道を見つけるまでの物語。
妖の見える少年の人生にわずかだけど安らぎを与える妖女との関係を軸に描くのだが、ふわふわとした物語の展開が没入感や共感といったものとの距離を感じた。
極彩色に彩られた空間演出はやはりこの監督ならではであるのだが。
映像美に期待しましたが
蜷川実花さんの写真やアートが好きで、脚本は置いておいて映像を楽しもうと思い鑑賞しました。
脚本は関係性がよく見えないため皆情緒不安定にみえてちょっと面白かったです。
長めの作品を2時間にまとめた時あるあるなのかもしれないですね。
肝心の映像ですが、
たしかに衣装や装飾品などは本当に綺麗で素晴らしかったのですが、それを魅せる映像の技術が微妙に感じました🤔
映画ニワカなので監督がどこまでを担っているのかは分かりませんが、シーンはバッバッと切り替わり、映像美を引き出せて居ないように感じます。
また、何回か流れるパイプオルガン?みたいな音楽が最悪で、複数回流れるのにどのシーンにも全然合っておらず安っぽさのみが強調されていました🥲
雰囲気重視の作品において音って大切だと思うのですが、あまりこだわりを感じられなかったのも残念です。
あとは半分コスプレのような世界観で映画として成り立たせるのは並外れた美貌と高い演技力が求められるということを実感しました🤔
あの衣装とセリフと高画質の動画という3点に耐えれているのが柴崎コウだけだったように思います。柴崎コウさんって本当に美人なんですね…。
衣装やセットはすばらしく、(耐えれていないとは書きましたが)柴崎コウさん以外の女優俳優さんも綺麗な方々なので音楽PVのような短い動画や写真作品だったらとても美しく表現出来たのではないかなぁとおもいます。
…違う。これじゃない
原作が好きで前は良く読んでいました。少し朧げなところもあるのですが…これじゃない!
妖しげな、幻想的な雰囲気は映像美としては素敵だなと思いました。
ストーリーは無理矢理まとめたせいで薄っぺらい内容です。
「願いを叶える店」ということを出してるのは最初と最後だけで、店の意味がない。
無理に映画用に内容をまとめるのではなく、ミセに来た客の願いを叶えることを中心にして欲しかった。
いろいろとキャラ変え過ぎ!
侑子さん喋りすぎ、甘すぎ。
四月一日あんな風に侑子さんに突っかかる事はしないし、ツッコミが無かった。
マル、モロはなんで子役使わないの?
ひまわりちゃんもあんなんじゃない。
女郎蜘蛛がアホっぽいバカっぽい軽い感じで、原作とはかけ離れ過ぎてて誰?って思った。
侑子さんのミセって基本和風な家だったはずで、ゴチャついて無かった…。
モコナも出ないし、侑子さんの「あなたの願い叶えましょう」のセリフないし、座敷わらしは一瞬だけだし…
これは「xxxHOLiC」じゃない!
原作ファンは観たらがっかりする。
蜷川ワールド全開ーーー!
まさに期待通りに蜷川ワールド大放出ーーーという煌びやかな作品。
私はあの世界観が好きなので楽しめた。
当たり一面の花花花ーーー!
和洋折衷の調度品や食べ物ーーー!
煌びやかな衣装が次から次へ。
特に侑子・柴咲コウさんの美しさって言ったら本作にぴったり!
橋本愛さん西野七瀬さんなどなど…助演の俳優陣が豪華で贅沢な起用されてるのも良い。
そして私は、松村北斗さんが蜷川組に参加したことが楽しみだった。
制服姿も弓を射る和装も、う、美しい!!
蜷川組レギュラーのたまティナちゃんと四月一日神木くんが画面を彩り、楽しかった。
続編みたいからヒットして欲しい。
雑談…渋谷慶一郎さんの曲が今ひとつだなぁと思うのは私だけ???
蜷川実花の作品です。
CLAMP作品が好きで鑑賞しましたが
全て蜷川実花さんの作品と思いました。
役者さんの柴咲コウさん、神木隆之介さん
松村北斗さん、吉岡里帆さん、橋本愛さんはとても素敵でした。
自分は内容を重視する方なので、漫画とアニメ
と比べるとお粗末かと思います。
舞台のHOLICを観させて頂きましたが
そちらの方がアニメの再現度がとても良く
とても良かったかと思います。
座敷童と四月一日の話が1番好きですが
少ししか無くとても残念でした。
主人公の四月一日をループする話は
本当に観ててつまらないし、柴咲コウの
「卵焼き美味しい」を何度も観ると
観てて辛かったです。
最後の女郎蜘蛛の扱いは酷いし
もう少し気高い感じがしたり、あんな
下品で低俗な感じで残念でした。
アニメから実写は本当に大変かと思いますが
きちんとアニメ、漫画を理解してから
その人になりきるようにしてほしいかと思います。
この作品はCLAMPさんのHOLICでは無く
蜷川実花さんのHOLICだと思ってます。
全42件中、1~20件目を表示







