ホリック xxxHOLiCのレビュー・感想・評価
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お気に入りの監督の作品だったけど、ストーリーが今一つだった感じ。
だけど期待してた映像美は健在。
柴咲コウさん演じる謎の女性、侑子
。どんな願いも彼女にお願いすれば叶えてくれる設定。
無償の変わりに代償が必要なので、どうやって収入を得ているのか?
気になるところ(笑)
悩める学生の四月一日(アヤカシ)を演じるのは神木隆之介さん。
自分的には役にハマって無い感じでキャスティングに疑問を感じた。
予想外に良かったのが女郎蜘蛛役の吉岡里帆さん。
彼女はナイスなキャスティング。
ラストの神木隆之介さん。
あのシーンだけはお似合いだったかもしれません( ´∀`)
いい意味で残念な作品
トレイラーや制作発表動画を見て、期待が大きすぎたようで、アレ?っていう印象です。確かに原作のエッセンスは詰まってるし、役者も揃っている。さすが作品の完成度は高いと思います。
しかし、結末への、どうしてそうなったかの必然性、繋がりが見えてこない。
原作では、百目鬼君の生い立ちや数々のエピソードを経ての四月一日君や百目鬼君、ひまわりさん達の絆の深まり、侑子さんとの心の結びつきの深化が描かれていますが、映画では速送りで見えてこない!!!!からだと思います。思い切って3時間の映画にして欲しかった。そんな残念な作品でした。
俳優陣がきれい!
出演する俳優陣が豪華なので期待して観ました。
原作がこんな感じなのか映画用のアレンジなのかはしらないけどストーリーがないというか内容はよくわからないという感じ。
よくこんな題材を映画にしようと思ったなぁと思うほどストーリーが薄かったのに演じられたキャラクターはかっこよく敵の二番手の赤グモにまで気を配った豪華な配役とそれぞれのしっかりした設定は素晴らしくブレがなく見応えがあり、映画としては非常に満足でした!
キャラクターの世界観とそれ演じる役者陣と薄いストーリーなのに飽きさせない監督の手腕に脱帽です。
CLAMPと蜷川実花の相性は最高
2022年劇場鑑賞99本目。
蜷川実花監督作品は長編に限りさくらん以外は全部鑑賞。太宰治の映画だけピンと来ませんでしたがダイナーは結構好きです。
CLAMP作品は東京バビロンとX、マジックナイトレイアース、カードキャプターさくらは読んでいるという感じ。ホリックは未読。
最初に感じたのはCLAMP作品の美しいコマが蜷川実花の花をモチーフにした映像とよく合うな、という印象。
ただ、CLAMP作品の特徴だと思うのですが、情報を持っている人が情報を持っていない人に何も教えずマウンドを取ってくるという展開があり、このホリックもそんなのばっかりで話の内容的には結構薄く感じてしまいました。クライマックスもどうしてあの人物がああいう行動を取る必要があったのか、もっと方法なかったのか釈然としないまま終わった印象で残念でした。
柴咲コウは自分の中で世間で言われているほど美人と思っていなかったのですが、この作品では絶世の美女でした。
マンガとは別のものとしてみる方がいい
原作ファンですが映画が始まってすぐ、これはマンガとは分けてみないといけないなと思いました。
出てくる登場人物の名前は同じですが、あれはもはやマンガとは違う人格です。
ストーリーもいろんな話を織り混ぜ過ぎてどういうこと?と考えてみないといけません…
場面が変わる時に、さっきのあれは何だったの?となる場面が多いと思いました。
四月一日くんが名前を名乗っていないのに侑子さんは名前を知っている、それは不思議な力があるからなのでしょうが四月一日くんはそれに驚かない…
そういった細かい描写も抜けていると思いました。
映像の鮮やかさや、セット、小物、衣装などはとてもきれいだなと思いました。
畳一枚分
ダイナーでは大失敗だった蜷川実花監督。まぁ、今回も面白くなさそう。今回がダメだったらこの監督の映画を見るのはやめようと思い、期待せず鑑賞。時間が合わず、舞台挨拶中継付きを見たが、内容がスカスカでガッカリ。しかも、その後すぐに映画が始まるはずなのに、映画館の機材トラブルで10以上の大遅延。ただでさえ期待していないってのにイライラが募る。そして、ようやく上映された映画もカスでした...。
おそ松さんほどまではいきませんけどね、かなり酷い。毎月★2.0が出てくるのは悲しいな〜。全く引き込まれないし、全く面白くない。何をどう楽しんだらいいのか不明。ビジュアルとか衣装とか編集とかにこだわりを持っているようですけど、ストーリーをこだわろうとする気はゼロなんですか??10年かけて作ったのがこれですか??美しさだけが先行して色々と追いついていない。開始2分で映画館を出たくなった。
見応えも見どころも無いし、ハマる人はもしかしたらいるのかもしれないけど、私は歯ごたえのある映画が好きなので全然好きになれませんでした。ここがダメとかも言えない、雰囲気だけで成り立っている作品。「地獄少女」というアニメと似ている。どおりで私が苦手なわけだ笑 後半になるにつれて話はさらにつまらなくなり、眠たくて眠たくて仕方がなかった。
でも、2.0ですからいい所はあります。
それはズバリ、松村北斗です。演技もビジュも良すぎるっ...!この映画を救ってくれてありがとう!!ジャニーズ感が無いのよ、いい意味で。ライアー×ライアー、きのう何食べた、そして本作。毎回爪痕を残す素晴らしい俳優。これからも期待大です。あと、SEKAI NO OWARIの主題歌もかっこよかった。
なんだか薄っぺらいレビューになってしまいました。蜷川実花監督のファンなら楽しめるだろうけど、それ以外はオススメしません。ハードヒットを20回見た方がいい。
吉岡里帆は良かった
人の心の闇が見えてしまう男子高校生・ワタヌキはその能力のせいで孤独だったため、能力を無くし普通の生活をしたいと願っていた。そんなある日、蝶に導かれて美しい女主人・ユウコに出会い、どんな願いでもかなえるが、その代わりに一番大切なものを差し出すよう言われた。ユウコのもとで暮らしながら様々な悩みを抱えた人たちと出会い・・・てな話。
映像と音楽は良かったが、暗くて訳わからないストーリーで面白くなかった。
神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗など出演者は豪華なんだけど、特に光ってるわけでもなく普通だった。
吉岡里帆がエロくて良かったくらい。
合わなかった。
蜷川演出、神木隆之介さん、柴咲コウさんの演技が素晴らしい。 5/10(火) 再鑑賞 まさか1回目より感動するとは思わなかった。 柴咲コウと吉岡里帆を見るためだけに行ったのに驚いた。
原作は読んでいない。蜷川作品は見たことがない。予告編は見たが予備知識無しで鑑賞。
神木隆之介さんと柴咲コウさんが出てるから鑑賞。
蜷川監督が、人間の業と因果応報を鮮やかな色彩と共に映像化した。
自らの業に悩む神木隆之介と因果応報を解く柴咲コウの演技が素晴らしい。心が揺れる神木とそれを静かに見つめる柴咲の会話に引き込まれる。
柴咲演じる○○は世の理・真理を知り尽くしていて、神木演ずる○○へのまなざしと言葉には愛と優しさを感じる。柴咲は、神木が理に気づくように、成長するように導き促していく。しかし、人と関わらないように生きてきた神木は、直ぐには受け付けることが出来ない。だけどやがて、柴咲や玉城、松村たちと関わるうちに少しづつ成長していくところがいい。
とにかく蜷川演出と柴咲、神木の演技が素晴らしい。
吉岡里帆さんが人間の心の弱さにつけこむ妖魔を演じる。これがまた凄く上手い。吉岡里帆が出ているのを知らなかったので出たとき驚いた。
橋本愛さんが少しだけ出た。ナーイス。これも知らなかったから驚いた。
神木隆之介さんは日本で五本の指に入る俳優であるが、改めてその演技力の凄さに圧倒された (あとの4人は知らない )。
柴咲コウさんが画面に出てきた時に、あまりの美しさに唖然とした。メイクと衣装も素晴らしく、色鮮やかな部屋にたたずむ姿に魅了された。
先日テレビで柴咲コウさんが歌うのを見て、相変わらず歌が上手くてキレイだなと思った。だから鑑賞する前は、柴咲コウなんてキレイで当たり前だと思ってなめていた。油断した。
吉岡里帆さんなら絡め取られても本望です (アホ)
【追記 再鑑賞 5/10(火) 】
柴咲コウさんと吉岡里帆さんの美しさを堪能するためだけに再鑑賞。
まさか1回目より感動するとは思わなかった。
「 ちゃんと考えろ 」 と言う柴咲に、神木は 「 考えたくない」 と言う。柴咲に 「 もう勝手にしなさい 」 と突き放された神木は出ていってしまう。苦しくとも自分で考え気が付くしかないのに、易く楽なほうを選んでしまう人間の哀しさに、柴咲は暗く沈みうなだれる。柴咲の深い悲しみが伝わってくる蜷川演出だ。
人は痛い目に会わないと気が付かない。神木は同じ日の繰り返しと言う痛い目にあう。同じ日を繰り返す神木は、自分が望んだ楽な道はこれではないと焦り出す。これはまさに私のことではないかと愕然とした。神木は、易きに流れる自分と同じだ。神木が日めくりの4月1日を何度も破り捨てる鬼気迫る演技にゾッとした。神木隆之介は日本で一二位を争う天才だ ( あと一人は誰かは知らんが )。
神木隆之介クン、演技じゃなくて、ただムキになってカレンダー破ってただけかも。(´▽`)
ここから本題。
神木コノヤロー、柴咲コウに人差し指で「しゃべっちゃダメ」されたり、頭にイイコイイコされたりしてムカつくぞ。
吉岡里帆とキスして首なめられたりしてフザケロよコノヤロー。
橋本愛に何かもらって、デレデレヘラヘラしてんじゃねー。
吉岡里帆様にハイヒールでグリグリされてー 👠 ( ← アンポンタン)
2022/4/29(金) ☁️🌂 A
. 5/10(火) ☀️ A
.5/26(木) ☀️ A 副音声 コメンタリー版
雰囲気◯
原作ファンとして観に行きました。ここまでCLAMPの雰囲気を再現出来たのは凄いとは思いました。しかし、原作ストーリーは凝縮した感じが原作を読んでないと意味が分からないと思います。名作なので、是非原作読んでから観たら面白さが増えると思います。
よくも悪くも蜷川実花監督らしい作品
原作未読ですが、華やかで怪しげなキービジュアルとキャストに惹かれて鑑賞してきました。蜷川実花監督作品ということで、一抹の不安はありましたが、鑑賞後の率直な感想としては、思ったほどダメダメではなかったです。
ストーリーは、子供の頃からあやかしが見える特殊な目を持つため、周囲と積極的に関われず、生きる意味さえ失いかけていた高校生の四月一日君尋が、不思議な蝶に導かれ、怪しげな「ミセ」の女主人・壱原侑子と出会い、その店を手伝いながら暮らすうちに、大切なものや自分の居場所を見つけ出していくというもの。
端的に言えば、主人公の四月一日の成長譚ですが、そこに不思議な力を持つ女主人・侑子、暗い過去を持つ同級生・ひまわり、祓う力を持つ同級生・百目鬼、四月一日を付け狙うあやかし・女郎蜘蛛、彼女に付き従うあやかし・アカグモなど、個性的なキャラが登場し、物語に味わいを加えます。人気コミックが原作だけあって、個性的なキャラと興味深い設定が、作品世界を魅力的にしています。
しかし、これらがストーリーにうまく落とし込めていないような感じがしました。どのキャラも掘り下げが足らず、四月一日への関わりがやや中途半端で、立ち位置が微妙でした。例えば、侑子はなぜ四月一日を選んだ? 侑子の召使いのような2人は何者? 女郎蜘蛛はなぜ四月一日の目にこだわる? ひまわりは何がしたかった? などの疑問がわいてきて作品世界になかなか浸れませんでした。そのせいか、後半で描かれるループシーンやVFXを駆使したクライマックスシーンも、なんだか冗長に感じてしまいました。
とはいえ、神木隆之介くんをはじめ、柴咲コウさん、松村北斗くん、玉城ティナさんら、俳優陣の演技には何の不満もありません。中でも、新たな一面を見せてくれた吉岡里帆さんは秀逸でした。また、蜷川監督ならではの映像美は、本作でもしっかり堪能できます。異彩を放つ映像表現は、本作のようなダークファンタジーとの相性のよさを感じました。
今回は上映後に舞台挨拶中継があり、こちらも楽しむことができました。撮影裏話として、こだわりのメイクや色気の演技指導などの話を聞くことができ、ビジュアルへのこだわりの強さが伝わってきました。こんなところからも蜷川組らしさを感じました。
というわけで、蜷川実花監督の作品であるということをしっかり理解し、ストーリーよりも映像美を楽しむというスタンスで鑑賞すれば、それなりに満足できるのではないかと思います。
蜷川実花ワールド。独特の視覚で攻めてくる。それで十分。話のスジは結末さえ理解できれば、それで良し❗️
蜷川実花は「人間失格 太宰治と3人の女たち」で経験済みだが
「ヘルタースケルター」「ダイナー」は未だ観ていない。
でもこの人、出自が写真家だけに
ビジュアル面でのこだわり、アクセントは一貫しているのだろう。
本作品も赤系統の色中心に、色彩が鮮やか。
プラス、古来日本の「寺」「祭り」の文化
と奇っ怪な闇のチカラが融合。
柴咲コウの役の「ミセ」もなんだか「不思議な空気感」
大正時代というかオリエンタルというか、ゴージャスなんだけど
妖しい雰囲気。
神木隆之介は好演だけれども、最後の「横たわる姿」はなんか変❓だよ。
ストーリー的には「女郎蜘蛛の吉岡里帆、その相棒の磯村勇斗」
が奇っ怪かつ独特の深い悪どさ、業の深さを好演。グイグイ悪の魅力で引っ張る。
さすがに、いくら「ビジュアルファンタジー」とはいえ
110分ともなると飽きてくるが
うまいこと、この悪役2人が話を盛り上げている。
松村北斗の「正統派感」、玉城ティナ、DAOKO、モトーラ世理奈の「不思議ちゃん感」も良い。
あんまりメッセージ性は考えなくても十分楽しめます。
とにかく「ビジュアル」+「奇っ怪さ」がウリ。
神木隆之介の作る朝食は実に・・美味そうだった。
ただ、エンドロールの「世界の終わり」の歌はキャッチーでノリも良いのだが
歌詞があんまり判別できるレベルでは無いのが残念。有料パンフレットに歌詞載ってた。
漫画が元とはチョツト驚いた。原作漫画のはがきより少し大きいイラスト付き。
商売上手だねぇ。
蜷川実花監督による美のホリック
圧倒的に全てが美しかった…
個人的に、柴咲コウ演じる侑子さんの
衣装チェンジの数…衣装が素晴らしい…
そしてストーリー以外にも見応えがたまらない…
観に行ってよかったなぁ
おかわりして、この世界観をまた堪能したい
蜷川実花ワールドなのにG指定!なんと今回はお子様も大丈夫です!
原作は知らない。
撮り方は、色彩と照明を駆使した蜷川実花の世界そのものだ。
この手のストーリーは、意味不明で収拾のつけようがない場合が多々あるが、その意味では、音楽の世界観も含め、よくまとまっていると思う。
蜷川実花監督の評価は、いろいろあると思うが、このあたりの手腕は否定できない。そして、俳優陣の演技や魅力をかなり引き出していると思う。
印象的なのは雨だ。よくここまで降らしていると思う。雨の降り方も場面によって違う。
バットマンもかなりの雨量だったが、向こうはハリウッドの映画だ。
日本の映画で、ここまでやっている映画はなかなかない。るろうに剣心ぐらいだろうか。
予想は裏切らないと思う。今回は誰も脱いでいない。なんと、G指定だ!
中高生の方はお友達同士で!ファミリー層の方もお子様連れで!
ぜひ、劇場にてご覧ください!
原作を見ている方も見ていない方も4/29の週では対抗以上。
今年123本目(合計397本目/今月(2022年4月度)33本目)。
今週(29日の週)は全般的に数が少なく、本作か「ラジエーションハウス」かの2択のチョイス(あるいは、先週から引っ張ってきているfreeなど)になるのでは…と思います。
私自身は原作は見てもいないほうですが、予告などに惹かれたので当日に見に行きました。
うーん…。何というか、明確な採点として大きな減点幅を見出すのは難しいですが、一方で原作を見ている方も見ていない方も両方に配慮した結果、かなり「わかりやすい」ストーリーになってしまっていて、逆に(私は関係ないですが)原作を知っている方は「思っていたのと違っていたのに…」というのは出てくるんじゃないかな…とは思います。
とはいえ、今の映画館の事情から「原作を知らない人は知りません、見るなら自己責任で」というのも難しく(コロナ事情)、2時間弱で原作を知っている方も知らない方も両方楽しめるように仕上げた点はまぁ理解できます。
ただそのことは換言すれば、2時間(このコロナ事情なので、原作知らない方を想定して3時間4時間となると厳しいのは明らか)で色々詰め込んで、主要な登場人物のキャラクタの自己紹介から世界観の説明まで盛り込んだために、「結果的に」内容が薄め(「薄め」というより、「マリーミー」とは違って、別の意味で「先が大半見えてしまう」ような状況)という点はいなめず、そこはどうなのか…とも思えます。とはいえ「原作を知っている方向け」「知らない方向け」で2作作るのも無理がありますし、最大公約数的に作ったんじゃないか…と思えます。
上記通り、そのような事情があるので、原作を知らなくても何ら問題はなく(作品独自の固有名詞もでないし、導入も親切)、この「このような最大公約数的な作りにしたために、ストーリーの先の先が見えてしまう」という点に目をつぶる限り、そこまで減点幅にはしづらいです。
結局のところ、今週(29日の週)は「ラジエーションハウス」か本作か…の対決で(あるいは、freeやクレヨンしんちゃん等)、迷ったら対抗以上には推せるのでは…と思います。
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(減点0.3) 序盤5分あたり、「すべからく」の用法が誤用で用いられている部分があり、ちゃんと国語力がある人が混乱する作りになっています。
「すべからく」は「ぜひとも」という意味(should)で「すべからく~べし(べき)」という使い方をするのであり、「全て」(all)の意味は「ありません」。
もっともこの誤用はかなり広まっているので、まぁ好意的に解釈するしかないのですが、ちゃんとした理解をしている人は混乱を招きます。
海外作品などで字幕などに工夫・配慮に上限がある(あることないこと書けない)ならまだしも、この映画、日本映画ですし…。
とはいえ、この誤用法だけで1.0も2.0も引くこともできず、この程度です。
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豪華で空虚な箱
原作信者は肯定出来ない気がするし、蜷川実花信者はうれションしそうな気がする作品でした。
過去の蜷川実花作品には散々に当たり散らしてた記憶がありましたが、原作の事をうすーい記憶の端に留めている程度で臨んだ結果、「意外と楽しめたな」という気持ちで劇場を後にしたので、フラットに観れば楽しめるのかな?と思われます。
薄いトーンの現実と蜷川トーンの不可思議空間は良い感じでしたし、劇伴も気持ち良かったです。個人的にはラストのラストで吹き出しちゃいました(原作はさておき別の演出が良かったのでは…)が、駆け足のわりに「何かをそれなりにちゃんと観た」感覚でした。
そして、エンディングテーマ聴いていてポツリと思ったのが、この人の作品は「キャッチーで見栄えが良い感じ」を堪能出来ればそれで良いんだな、という事でした。チャンチャン♪
ダシダシ姉妹と座敷童よかったなぁ。
極彩色が映えるファンタジー世界
蜷川実花のビジュアル感覚が、ファンタジー向きにいい方に転んだ作品でした。摩訶不思議な独特の世界観が、蜷川実花好みの美術や小道具、衣装メイクなどで上手く表現されています。とは言え、ビジュアル先行でストーリーテラーとしては相変わらずイマイチで、登場人物の相関関係は説明不足だし、中盤の無限ループは必然性もなく中だるみな感じで残念。蜷川ファンには悪いけど、この方は演出より美術監督の方が向いてるかも。柴咲コウのクールな表情と、どこか甘ったるい感じの台詞回しとの対比が魅力的で、極彩色の世界観に負けない存在感がすごいです。神木隆之介のうまさは相変わらずだけど、最後にこうくるかの怪演ぶりで、引き出しの多さにびっくり。でも、なんと言っても吉岡里帆のエロかわいさにはさらにびっくり。
普通よりはいいぐらいかな.........
友人と観に行きました。原作を多少知っていましたが、とりあえず絵面は流石に10年かけただけあるなって感じですね。話も途中混乱しましたが後から納得。人それぞれで好き嫌い結構別れると思います。圧倒的ファンタジーで人の感情などを題材にしてます。とりあえず百目鬼個人的に好きです。エンディングもセカオワが滅茶苦茶映えてました。なので総合的に4が妥当かと。アニメの実写にしてはいい方、、、
全244件中、201~220件目を表示