「笑えて興奮して心温まる…フリーガイ・コンビがまたもやってくれた!マーベル全盛期から80年代SFはじめ親の世代へのラブレター/感謝の印」アダム&アダム とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
笑えて興奮して心温まる…フリーガイ・コンビがまたもやってくれた!マーベル全盛期から80年代SFはじめ親の世代へのラブレター/感謝の印
ライアン・レイノルズ主演 × ショーン・レヴィ監督 =『フリー・ガイ』コンビが贈る『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ミーツ『ターミネーター』な80年代SF映画における大きな分岐点再訪ピュアネスで最高のエンターテイメント!! あんな傑作を、コロナによる本人たちの意図しない度重なる公開延期で世の中(が暗く本来一番必要な時期)に届けられないことを当人たちが一番モヤモヤと辛い思いをしていた時期に作られたであろうもう一本の快作=名付けて"アダム・ガイズ"!
これはフィックスタイムからしばし離れての"機密事項"級な非日常。ここに皮肉めいた視点はなく代わりにありったけのハートがあって大切なことを教えてくれる!いつも通り魅力的なレイノルズが、MCUからそのまんまやって来たようなサルダナ×ラファロの力を借りながら時を超える冒険・親子の時間。素直に好きなやつ。
【classified】TIME TRAVEL EXSISTS.
YOU JUST DON'T KNOW YET.
時間旅行は実在する、君が知らないだけ。最高に愉快なタイムトラベルSFアクション映画で心温まる、(直近のレイノルズ作品ならば)『レッド・ノーティス』とは違うNetflix大作。まさしくこれを見たかったと、この時を待ってたという笑顔で膝を付きもっこりした部分を打て。"G"でも離すなよ。ライトセーバーじゃん!ヒーロー着地("ドン"ドヤ顔)。ヲタクの少年と全ての元凶タイムトラベルを消す?オタクも悪くないだろ?"Gimme Some Lovin' "はじめ最高なクラシック・ロック選曲含めてほとんどマーベル?!
vs『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とりわけ2のビフ状態キャサリン・キーナー!アダムやマヤという名前もいい。『アバター』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でSFもアクションもおまかせゾーイ・サルダナは思ったより出番少なかった。にしても父親役キャスティングが個人的にツボすぎて鳥肌…!ジェニファー・ガーナーとは『13 ラブ 30』(ちなみにゾーイ・サルダナとは『それでも、やっぱりパパが好き!』コンビ)でも共演していた、大好きな役者マーク・ラファロ。ハルク/ブルース・バナーのときように賢い。ティルダ・スウィントンにふっ飛ばされたりタイムトラベルを支えていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』での経験も間違いなく活かされている、ある意味マルチバース(?)。最高の職場見学。
自分から自分へ、親から子へ。まだ自分を見つけられていない。完璧な分類方法なのに?パパの分類。キャッチボールの思い出。お前たちが私の未来だ。かけがえのない時間ホッコリうるうる。ずっと逃れようとしていた過去の自分と向き合い、その大切さにハッと気づかされる。迷子の君を僕が見つけた。鳥肌立っちゃったよ。いや、本当に(見た時間帯)朝から気持ち良すぎたって。この映画の完璧な終わり方に浸る時間ならたっぷりある。僕らは人生に行き詰まり迷う度にこの先も何度だってこうやって旅をするのだろう。
「悲しむより怒るほうが楽だ」
勝手に関連作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ターミネーター』『トゥモロー・ウォー』『キッド(2000年ブルース・ウィリス主演)』
朝活映画!