「ジュブナイル版タイムスリップ」アダム&アダム regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
ジュブナイル版タイムスリップ
子どものアダムと大人のアダムが対峙するという、端的に言えばジュブナイル版タイムトラベルものといったところ。両者が顔を合わす事で、子どもアダムは大人への階段を昇り、大人アダムは後悔している事に向き合い、それぞれ成長していくというプロットになっている。キャリアを重ねても陽気な兄ちゃん感が抜けないライアン・レイノルズとしては、大人アダムは正にハマり役。
タイムトラベルの概念や未来の飛行機やガジェットなどは、既存のSF映画とダブらせずに新しい物を見せようと試行錯誤したのが伺える。ただちょっとひねりすぎ感は否めず。
やはりライアン主演の『レッド・ノーティス』同様、ウェルメイドな作りに徹している点からも、片意地張らずに観るのがおススメ。
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