コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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聾者だからこそ感情表現に幅が出てる
不謹慎ですが、家族全員が聾者だからこそ、部屋で叫ぶとか感情表現に幅が出てますね。
回想シーンとかを入れずに、今のやりとりだけでこれまでの家族の経緯を視聴者に分からせてくれるのは素晴らしいです。
デュオの本番のシーンは、実際はちゃんと歌ったんだろうけど、音をシャットアウトして聾者の視点を表現したのは見事です。
3度目でも色褪せない感動
初回は1人で、
2度目にデートで、
3度目は友達にオススメして一緒に。
どんなシーンでも深い感動を与えてくれました😭
Blu-rayでしっとりもきっと素晴らしいでしょう🏘
音というものの大切さを再確認させてくれる。
小説でも、音楽でも、漫画でもなく映画🎬でしか出来ない美しさです。
こういう作品が観られると、
映画好きで良かったなあと感じられますね😂
シナリオ、音響、映像、キャスト、
全ての要素がここまでピッタリはまるマスターピースは本当にたまにしかお目にかかれません。
仕事に疲れたり、
嫌なことがあったり、
苦しい何かに押しつぶされそうな時に、
ヒトの暖かさを思い出させてくれる大切な心の置き場所として、
人生の色んな局面で何度も楽しんでいきたい作品です。
自分の夢と、愛する家族に対する自分の責任の間で揺れる物語
4人家族で一番年下の娘だけが耳が聞こえる。
みんな耳が聞こえない中、漁で生計を立てて、父と母の関係を筆頭に家族の仲がいい。
ただ、娘だけが耳が聞こえるということから、通訳など娘に負担と責任がのしかかる。
娘がいないと生活がやっていけない。
それを娘も知っている。
ただ、彼女は歌の才能があり、歌を歌うことが幸せな瞬間。
それが家族にはわからない。ただ、彼女が旅立つ前に、娘に歌って欲しいと初めて言う父親。
何も聞こえないが、彼女の首から感じる娘の歌声。
母親の言葉も刺さる。娘が産まれてきた時にどうか耳が聞こえないで欲しいと。もし、耳が聞こえてたら、母と娘が同じ気持ちになれずに育児に失敗すると。
それを聞かされる娘。どんな気持ちになるのだろうか。
とにかく、家族の愛とは何か?自分の責任と自分のやりたいことが絡まり合う状況でどうすればいいのか。それが理解できる。
どんな家族にも、それぞれの言葉がある。
『コーダ』は感動的な映画です。3人の難聴者が登場し、そのあまりのリアリティに驚かされる。途中、聴覚障害者の世界に浸る無音のシーンがあり、恐怖で固まってしまいましたが、彼らの住む世界は素晴らしい環境だとも感じました。
歌を感じるということ
聾者の苦しみだけではなく、聾者を支える家族の苦悩を描いた物語。
親が子供の将来を心配すること、成功するか不安になることは、どんな親にも言えることで、聾者家族に限ったことではない。また、1人の大人として自立したい少女の気持ちもすごくわかる。そういう普遍的なところがすごく上手く描かれてた。
歌声は聞こえないかもしれないけど、歌を感じるというのは必ずしも耳だけで感じることではないのかもしれない。
演奏会のデュエットでは、耳で聞けない代わりに観客の目で感じる。女性が涙を流していることを知らせるために手話を使ってたけど、そこに字幕は無い。字幕がなくても私たちはそれが何を意味してるのか分かる。すごく印象的なシーンだった。
演奏会の後のシーンでは、トラックの荷台で父親に向けた歌。その想いはたとえ聞こえていなくても、たしかに届いていた。
最後の試験では、手話を交えて歌う。あの歌は決して審査員に向けてではなく、家族に向けての歌。
歌は誰かに向けて、想いをのせながら歌うということご大切だと気付かされた作品。
涙腺
そういう作品だとは分かりながらも、やはり決壊してくる力がある。物理的に理解し得ない設定を乗り越えて、理解に達せんとする父の想い。観客を父に引き寄せる仕掛けの鮮やかさ。押し寄せるように終盤持っていかれる。
力強い映画
耳が聞こえない家族と、1人だけ耳が聞こえ、家族の通訳として漁を手伝う娘。
娘がいないと仕事も上手くできない家族だが、歌が生きがいの娘は家族を離れ好きな道を行こうとする。。。
お涙ちょうだい映画では全くなかったです。
一体どうしたらいいの?!な状態でも家族全員が力強く道を切り開く!素敵な映画でした。
娘の歌声、一瞬ホントにジョニミッチェルの歌声のように聞こえた^_^。
演出が細かくて丁寧な感動映画
撮影やカットの切り替えがとても丁寧にされていて
すこしくどく感じる部分もあるが
物語は概ね右斜め上に進んでいくサクセス映画。
顔・肩から上のアップだと
会話ができない分、ウエストショットが多用されていて
セリフを聞いている人の顔のインサートが少なく
ミドルショットが多い。
その分、エモーショナルにかけるが
丁寧に撮影のカットが分けられていて
糸を紡いでいっているように感じた。
1つ気になったのは、主人公の歌声が自分的には圧倒的に感じられなかった。
もっと吠えるように歌ってほしい。
誰よりも優れたキレイな歌声というのが説得力に欠けて聞こえた。
でも、感動しました。
このアカデミー賞作品を劇場で見なかったことを反省
朝早くから漁師の父と兄を手伝い、疲れて授業中に寝てしまう。教師に起こされ、急に目覚めたルビーはとっさに無意識に手話をする。彼女にとって手話は言語であることが窺えるシーンだ。
彼女は家族で唯一健聴であるため、家族と世間の媒介役となっており、常に家族の支えにならなければならない使命感と自分の時間、自由が奪われている苦悩とが入り混じる。
合唱の発表会、会場で見る家族は聞こえないがゆえの疎外感がつらい。完全無音のシーンは聾者の気持ちに近づくことができた。
耳が聞こえずとも、歌声を聴くかのように、娘の喉に触れながらその振動を歌として聴いている父のシーン、バークリー音楽院の入学審査で家族に向かって手話をして歌うシーンはとても泣ける。
父も母も兄も、全員本物の聾者。主演ルビー役のエミリア・ジョーンズはこの作品9か月前に手話を特訓したとか。すごい‼︎
素敵な作品でした✨
アマプラで視聴。感動して泣きました✨
家族で唯一耳が聞こえるルビーは家族の通訳者として、小さい時から大人の社会に入り、家族を支えてきたんだと思う。だから、高校生だけど妙に大人。でも、そんな彼女も1人の女の子で、恋も進路も色んな悩みがある。自分の好きなことをやりたい。一方で、自分が家業も手伝わないと生活できない。高校生には荷が重すぎるような日常。そんな中でも、毎日を一生懸命に進み続けようとするルビーの姿に感銘を受けた。ルビーの葛藤を繊細に描写されています。家族愛を感じられる素敵な作品です😇
オーディションで
手話を交えながらの歌…これには流石に、涙。
オーディション合格することよりも、家族に自分の歌声や歌詞の内容を伝えたい…そんな気持ちが、滲んでいた。
また、選曲がはまりすぎ!原題both sides now
まさに歌への夢を通して、家族とのあり方をboth sides から見ることができるようになったのではないかなあ。
なかなかよかったです!
すごく考えさせられるテーマの映画だった。
聞こえることに疑問を抱いたことはなかったし、人と声を出しながら話せることがどれだけ幸せなことなのか、考えたことがなかった。考えて何ができるのって言われたらそう簡単なことじゃないと思うけど、自由に聴いたり話したりできない人だっているってことを知ったことはきっと大きな経験なんだと思った。
あいのうた
わからない訳ではないけれど、自分勝手過ぎる家族。
ルビーもその年までよく耐えてきた。偉いよ。
ずっと変わらなかった家族が少しずつ変わっていく。
とても勇気が必要だろう。
皆が良い方向に変化していく事を祈らずにはいられない
心に響く家族愛の物語
障がい者の家族を持ち唯一の健常者として生きる娘がギリギリの生活で、家族を助けるために自分を犠牲にし生きる中、歌うことに夢を持ち自分らしい人生を歩む決意と、家族とのこれまでの人生と決別する葛藤が見事に描かれていて心に響いた
生きていくことに精一杯で子供に目を向けられていないことへ親としての教訓にもなった
キャストも実際に障がいを持っている俳優で固めているだけにリアリティが高く、作品に没入できる
ルビー役の歌唱力も高く、歌は鳥肌もの
作品自体はとても良かったが、下品な表現が多く子供とは見れないので満点は避けました
心の障害をテーマにした映画作りは難しいが、身体の障害であれば精神は...
心の障害をテーマにした映画作りは難しいが、身体の障害であれば精神は健常だからまた違ったアプローチができる。これは4人のうち娘だけがろう者に生まれなかった家族の物語。街の人々は家族の存在は知っている前提で話は進む。障害を強調する描写はなく、でも当事者にしかわからない悩みを日常の映像で切り取っていく編集が上手い。そして健聴者の娘には「歌」の才能があった。ドラミ先生なら開始10分でエンディングまでお見通しの王道ストーリーながら、合唱部コンサートのエモ演出あたりからラスト30分は泣きっぱなし。映画はやっぱり演出なんだよな~。むしろこの演出でちゃんと泣ける自分がうれしかったまである。異例尽くしのアカデミー作品賞授賞も納得の秀作。
聴者側からの視点
障害者系や難病系の作品って、
お涙頂戴全面推しが多いので苦手なんですよね。
でもこの作品はまず、
主人公が障害者じゃない。
両親がいくつなのか知らないけどセックスを欠かせないほど愛しあってる。
でも聴者の主人公を家族という鎖で、ともすれば毒親ばりに縛り付けてしまっている。
聴者とろう者はたとえ家族でも分り合うのは難しい。
というような現実を見せつつ、
家族愛、思春期の子供の成長、子離れ親離れ、が作品のメインで、障害を武器にしたお涙頂戴ごり押し的な内容では無いのが良かった。
しかしやはり、核となる音楽や歌声の力は素晴らしく、
ろう者の家族に手話で、歌を、想いを届けようとするシーンには感動させられます。
でも、それは聴者だからこそ感じ得る事で、
ろう者から観たこの作品の評価はどうなんだろうと思ったりして‥。
知らんけど。
レビュー通りの名作
レビューで高評価だから見た
やはり良い作品でした。
みんなが良いというのはやはり良い
内容は観てのお楽しみ
見て損はしない。
心温まるムービー
家族や周りへの感謝が深まります。
日常の当たり前に沢山感謝できる
そして、色んな生き方を受け入れられるようになる
人の優しさに感謝
私はみんな誰かに支えられて生きてる
ありがとう
以上
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