「人を描く事は家族を描く事、家族を描く事は人生を描くという事」コーダ あいのうた サラダチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
人を描く事は家族を描く事、家族を描く事は人生を描くという事
映画のトーンが絶妙で、シリアス過ぎず楽観的でもない。本当にちょうどいいバランス。
主人公以外の登場人物それぞれにもバックグラウンドがあるはずだが、それらはほぼ語られず。
しかし、言葉の端々や主人公への接し方でキャラクターの奥深さ、それぞれ人生を生きてきて確かに今ここにいるという実在感がちゃんとある。
特に兄貴は、自分自身も色々諦めたり我慢してきてるのだろうと思うと感慨深い。
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