「間違いなく「善い映画」です。心の清らかな人に最適。ただ私の心の中には「邪悪な神」が急降臨。」コーダ あいのうた 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
間違いなく「善い映画」です。心の清らかな人に最適。ただ私の心の中には「邪悪な神」が急降臨。
今週の封切り作は、明らかに不作。
「真夜中乙女戦争」と観るの迷ったが、「真夜中・・」から、強烈な若さ故のションベン臭さ
「ビリギャル」同様の胡散臭さ、腐敗臭が漂ってきたので
本作を鑑賞。
とにかく「善い映画」は相違ない。
「ビリギャル」を偏差値25とすると本作は間違いなく偏差値65以上。
昔で言うところの「ノーマライゼーション」
今の言葉で「ダイバーシティ」
そう、ハンディキャップある人も、健常者と全く同じ人間。
優劣があるはずがない。
無料リーフレット段階で、素晴らしい映画だと思えたし、それを裏切らない。
人間くささは同じはず・・セッ・クスもすれば、悪タレもつくのが当然。
客が3割ぐらいなのだけども、このコロナ禍で隣に座ってきた男性
最初は「ホモか・・」と警戒したが(すいませんLGBTの方への配慮に欠けますね・・)
大いに笑い、泣いている。
一方人格がイマイチダメなダメ人間の私の頭の中には暗雲がたれこめ
「邪悪な神」が急降臨。「そうじゃないだろ・」とささやく声に屈服した。
・お兄さん明らかに「筋肉質=上腕二頭筋のハリ」でないし・・
・そもそもビートルズが史上最強のポップスターであるのは相違ないし、そもそもポップスに名門音楽大学卒の経歴必要ないってば。ストリートで鍛えて、インディーズかメジャーでデビューすればいいじゃん。テノールだかオペラだかの声楽関係には学歴必要だけども。
・アメリカの高校生、教育、だらしなさすぎ、T シャツ着て学校くるなよ!それから学校のロッカーにシール貼って私物化するなよ。
わかりやすく言い換えると、欽ちゃんの笑い(コント55号時代時代を除く、二郎さんから独立したアットホーム路線の欽ちゃん)大御所「やすきよ」の漫才で笑えた人にはこの映画は向いている、笑いもツボにハマる。
ただ「とんねるず=くだらない楽屋ネタ」は大嫌いなんだけれども、基本欽ちゃんの甘ったるいぬるい笑い、やすきよ
の何の工夫もない、くだらなさ脱力感に欠ける笑いは体質的に受け付けない
ひねくれたオッサンジジイの私のツボにハマることなかった。ただ漫然とスクリーンが通り過ぎていった。
まあ「誰でも共感できる。」けれども「観る人を選ぶ」映画です。笑って、泣けた人は大善人間違いなし。
ただ、変な人に勧誘されて騙されないか心配。
心がドス黒く腐っている私には響きませんでした。
【実は星⭐️🌟2・5なんですけど、好感度UP!を狙って、星一つ盛りました。イヤ2つもって4.5
にしようかな?と企んだ私でした。】
お子ちゃまには是非見せたい映画なんだけれども、チコっとセッ・クスシーンが挿入されていて両刃の剣となってしまっている。
まあ「格調高い」アカデミー賞には最適かもしれない。
「ノマドランド」と若干似た「芸術性」はあるかもしれないです。
ちなみに有料パンフのデザインは秀逸です。
でも私には「アメリカ人は魚の調理、超低レベルだから漁師はやめとけば!」とか悪魔のささやきが聞こえて
常にうなずいていました。
いい映画ですよ。それは間違い無いです。
あと蛇足ですが、教師が無理矢理、歌の素養という根拠あるとはいえ、男女2人指名してデュエット強要は完全アウト、この映画ではカップルになったから結果オーライだけれども・・少なくとも組ませるときは男女複数が当然。付きまとい、ストーカー防がなきゃ・・・と私の中の邪悪な神が言っておりました。 投稿主